現在、求人中の「Tree Tree Ishinomaki」
http://ishinomaki-iju.com/?p=1087
石巻こけしカルチャーのブランドマネージャーを募集中という事で、
「石巻こけし」の絵付け体験を取材してきました。
「石巻で何かやってみたい!」
と、初めて石巻を訪れてくれた方をアテンドさせていただきつつ、取材にもご協力いただく事ができました。
石巻市立町にある「林屋呉服店」を2階に上がり、奥へ進んで、こけし作りの工房へ。
ガイダンスなしで自由に絵付けをするコースもあるとの事ですが、今回は初めてという事でガイド付きのコースを選択。
Tree Tree Ishinomaki代表の林さんが、丁寧にガイドしてくださいます。
削り出してもらった木の頭部分に模様を付け、胴体には着物の絵付けをします。
ある程度の「型」はありますが、林さんは「こんな風に作りたい」という作り手の気持ちを尊重してアドバイスしてくれますので、初めての方でもオリジナリティを大事にしながら上手に作る事ができます。
帯を描いた後は、回る機械から取り外し、いよいよ顔の絵付けへ。
線の入れ方などを丁寧に教わり、震える指を抑えてまずは練習を。
腕がブレないようにしっかりと固定し、表情を入れてゆきます。
「線を入れてゆくたびに、愛おしくなりますね」。
…だんだんと仕上がってゆくに従って、我が子のような気持ちになるのだそうです。
顔を入れたら前髪と着物の柄を入れ、石巻こけしオリジナルの紋様である「フィッシュボーダー」を入れて…
最後に綿棒で、ちょん、ちょんと桃色の頬を入れると、一気にこけしに命が吹き込まれます。林さんに仕上げの作業をしていただいて、いよいよ完成。
こけしには作り手の心が出るのだそうです。
どことなく作り主に似るのは、我が子のように愛を込めて絵付けするからでしょうか。
日当たりの良い部屋。
静かなクラシックを聴きながら絵付けをする空間は、こけしだけではなく自分と向き合う時間でもあるそう。
「いつも持ち歩いて一緒に旅をしたいです」
と、体験した方も満足そうに帰ってゆかれました。
皆さんもぜひ石巻の立町に来られた際には、「石巻こけし」の絵付け体験をしてみてはいかがでしょうか。1時間〜2時間で体験できますよ。
ずっと大切にしたくなる、愛おしいオリジナル土産になるはずです。
Tree Tree Ishinomakiでは、林さんと一緒に、「石巻こけしを世界に発信できるブランドにしたい」という方のご応募もお待ちしています。
アートやものづくりが好きな方にオススメの求人です。
興味があるという方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。