2018年12月28日

石巻の地図に簡単に情報を表示できるWEBサイト「Lifepin」をご紹介します。

Lifepinは石巻のイベント情報・不動産・求人・公園・おすすめスポットの情報を地図上に簡単に登録できるサービスです。

今回はLifepinの使い方をご紹介します。

 

Lifepin

 

【表示編】

Lifepinのトップページを開き、左にある項目をクリックすると登録された情報が地図上にピンで表示され、周りに何があるかがひと目でわかります。

 

 

 

ピンをクリックすると右側に詳細が表示され、住所や掲載期間が表示されます。

 

【登録編】

Lifepinでは簡単にイベントやおすすめスポットの情報が登録できます。まずは右上にあるPOSTボタンを押します。

 

情報を登録するにはアカウントが必要となりますので、初めての方は”新規登録はこちら”のボタンを押してアカウント登録に進んでください。

氏名・メールアドレス・Lifepinで使用するパスワードを決定して、アカウントを作成します。”USER CREATED”と表示されるとアカウント登録が完了です。

 

もう一度POSTへ戻り、先程作成したアカウント、もしくは既存のアカウントを入力してログインをします。

ログインが成功すると、以下のような画面になります。

 

ここで必要な情報を入力していきます。住所を入力すると確認のメッセージが出てきますので、確認をしてください。

 

 

全ての情報を入力して、確認ボタンを押すと最終確認画面に移ります。

 

ここで何も問題がなければ投稿を押すことでマップに追加されます。修正をしたいときは戻るボタンを押して前の画面に戻ることができます。

では、登録した情報を見てみましょう。

 

 

おすすめにチェックを入れることで表示されていることが確認できます。

 

簡単に情報を登録していくことができますので、イベントやおすすめスポットをぜひぜひ登録して大きなマップにしていきましょう!

2018年12月25日

 

とりあえずやってみよう大学 第4回が12月16日に開催されました。

今年度東京で行われているとりあえずやってみよう大学は今回が最終回。卒業式の日でした。最後の講義を担当してくださる講師の先生は、Genslerの飯田 昭雄さんと、Tree Tree Ishinomakiの林 貴俊さんです。

今回の講義内容は”自分のB面を活かす学”。まずは飯田さんから講義をいただきます。

 

飯田 昭雄 氏
Gensler

美大生時代、勅使川原三郎氏のダンスカンパニー「KARAS」の立ち上げメンバーとして、山口小夜子と共にパリを始め国内外で活躍。2000年代初頭から「Wieden+Kennedy Tokyo」にてアートバイヤーとして活動する中、東日本大震災後、宮城県石巻市において一般社団法人ISHINOMAKI2.0 を地元と東京の仲間と共に立ち上げる。現在、アメリカ最大の建築設計会社「Gensler」においてクリエイティブプロデューサーとして在籍中。建築のことを考える毎日に興奮している。

 

B面とは普段の仕出していない、自分の強みなどではないかと語ります。飯田さんはなんと今年51歳にして広告業界から建築業界へ転職。広告について考える生活から、建築を考える生活に一変しました。今は世界的な建築設計会社でクリエイティブプロデューサーとして活躍されています。

飯田さん自身、大学では建築を専攻していたそうです。しかし、キャリアは全く別の分野からのスタート。四半世紀を経て建築へ戻ってきました。改めて考えてみると自分がたどってきた学びが全て繋がっていたということに気づいたそうです。

 

 

今は建築の中での体験、経験、気持ちに訴えかけるような事にチャレンジしているそうです。

この講義を担当するにあたって、改めて自分の人生を振り返ってくださいました。青森県八戸市出身の飯田さんは理工学的な建築ではなく、自由な建築を学ぶために東京の美大へ入学します。そこで演劇と出会い、ある世界的なダンサーのもとへ大学そっちのけで通い始め、大学では学ぶことのできない世界レベルの圧倒的美意識、それらを達成するための集中力や献身力を肌で感じます。卒業時、まだ世間はバブルで大きな会社に入ることがステータスという雰囲気になっていました。もっと楽しく自由に建築をやりたいという意識があり、それができないのならばと好きだった雑誌編集の道へ進みます。

雑誌編集を初めた当時は紙ベースで制作を行っているところも少なくなく、アナログとデジタルが融合し始めた時代でした。経験を積み重ねていくなかで、”編集する”ということはただ単に紙媒体を作る行為ではなく、”人を編集する”行為であると感じたそうです。

しだいに紙媒体、いわゆる2Dの編集から、ギャラリー・3Dで空間を実際に作るとうことをしていくように。その中で、飯田さんの仕事も編集と、その先にあった”キュレーション”という行為へ変わっていきます。

キュレーションを行っていく中で、アーティストをもっと世に出したい、どうして世にうまく出してあげられないのか、というもどかしさが生まれてきます。そうして広告業界ならば何かできるかもしれないと思い、当時ギャラリーへ足を運んでいた人の言葉も受けて大手クリエイティブエージェンシーに転職。

ここから飯田さんのアートバイヤーとしてのキャリアがスタートします。アーティストをどう広告につなげるかを日々考え、どう世に広めて行くかということを続けて行きました。これまでのキュレーションを行ったりギャラリーを開いてきたという経験が、広告業界で点と点が線になる少しずつ感覚を感じたそうです。

アートと広告業界をつなげ、アーティストを世に広めて行くということが世界を広げているという感覚が生まれ始めていました。

そんな中、2011年3月11日。東日本大震災が発生。実家の八戸とも連絡は取れず、不安な状況が続きました。1ヶ月ほど経ち、ようやく宮城へ行けるようになった頃に仙台・石巻へ救援物資を大量に持って仲間と駆けつけました。震災発生から情報収集をしていた飯田さんはライフラインはある程度問題なくなったということを事前に確認しており、かつ子供向けのおもちゃなどが無いということが問題だということもキャッチしており、そのおもちゃたちは大変喜ばれたそうです。

この時、気持ちばかりが先走って行動していたものが、しっかりと受け入れられた時、この場所で何かできるかもしれないと感じました。

同時に広告で何もできなかったと感じ、当時の職を退職。

石巻に何度も通い、夜な夜なこれから石巻をどいいう街にしていくかという会議をしていました。災害を受けて、単純に考えればマイナスになってしまった街をどう変えていくかという会議に参加するなかとてつもない衝撃を受け、ここで何かしていきたいと決めました。何もなくなってしまった街を盛り上げるというのはワクワクする事もありたくさんのことにチャレンジしていきました。挑戦することが全て新しいことと知ってしまったメンバーは気づいたときにはチャレンジして失敗するということに何も恐れをかんじなくなっていました。

この”何もない”ところから”何か”を生み出す、クリエイティブするという未知なる体験が飯田さんの中に力強く残りました。

この経験と原動力をもとに、もっとデジタルが必要だと感じ最新の現場で勉強するためにデジタルエージェンシーに再就職。ここでもアートとデジタルをつなげるため活躍します。また、オフィスのクリエイティブを担当し、 オフィスの空間作りに力を入れていました。後から気づいたことはここで行っているほとんどのことは無意識的に建築に繋がっているということです。

自分の仕事をデザインをするということは、自分の人生をデザインすること。自分なりのコツで言うと、あえて自分から一番離れた世界に触れてみること。

今回の講義を通しての新たな発見は、B面というのは無いのではないかという事。B面はあるかもしれないがBを突き詰めるとBが自分になるし、Aを突き詰めればAが自分になる。つまりどの部分を突き詰めても自分を介して全てが円のように繋がって1つにつながるということ。”全てはあなたの中にある”という言葉を最後にいただき飯田さんの講義は終了です。

 

次はTree Tree Ishinomakiの林さんです。

 

 

林 貴俊 氏
Tree Tree Ishinomaki
有限会社 林屋呉服店
株式会社 街づくりまんぼう 取締役

 

老舗呉服店の息子として石巻に生まれる。石巻高から東北学院大学経済学科へ。卒業後は契約型の事務等で学校や公所に勤務。平成19年に家業である呉服店、(有)林屋呉服店入社。震災前は商店街組合の事業委員として商店街のにぎわい創出活動をし、震災後は街づくり団体やNPO等の活動に協力する。その活動で広がった人脈にも力を借りながら平成27年3月11日こけしの製作販売「Tree Tree Ishinomaki」を呉服店の一事業として開始。

 

宮城県で10年ほど働き、その後俳優を目指して状況した林さん。石巻の代表的なお祭り”石巻川開き祭り”で帰省した際に祭りを手伝いをする中、商店街でたくさん協力しあっている光景を目の当たりにして「いい街だな」を思い石巻へUターン。実家の呉服屋に見習いとして入店します。

当時、石巻の商店街は地方にありがちなシャッター商店街で、それをなんとかしたいと様々な行動を起こしたそうです。そんな中東日本大震災が発生し、商店街そのものが大ダメージを受けました。車で10分程行けば大手複合商業施設もあり、ほとんど地元のお客さんは来なくなってしまいました。しかし、代わりに震災後の盛り上がりをキャッチした企業の人達が視察という名目で地元商店街によく来るようになりました。しかし、林さんの呉服屋さんは高額な商品が多く、ふと寄って買えるような商品は少なく、非常にもったいないと感じていたそうです。

そんな時”こけしを作ろう”と思ったそうです。

林さんの作るこけしはよく見かける伝統的なこけしではなく、創作こけしという部類のものです。石巻こけしのスタンダードは赤と青と白のトリコロールカラー、水や魚をイメージしたもので、高さは9~12cmと普段見かけるものと比べると非常に小さく可愛らしいです。

その他にも様々な創作こけしを制作されていて、頭にタコが乗った形があったり、ロボットが乗った形など、今まで見たことも無いような遊び心溢れたこけしがたくさんあります。

こけしは制作だけにとどまらず、ホテル雅叙園東京という東京都の登録有形文化財に登録されているような場所の100段階段に99点のこけしを布団をかけて寝させるというとてもユニークな展示を行いました。

また、様々な芸能人がこけしを求めて工房を訪れる方もいらっしゃるそうです。また、テレビのセットにこけしが置かれたり、ドラマのセットに使われたりと、テレビにも多数出現しております。

こけしは制作するだけでなく、絵付け体験などの制作の一部を体験できるようにもしているそうです。

 

https://www.treetreeishinomaki.com/

 

こけしを始めると決めてからは、使ったことのない道具を通販で購入しyoutubeで作業動画を見たり、実際の職人の工房を訪ねたそうです。しかし、職人はなかなか技術は教えてくれることはなく、作ることもあまり薦められませんでした。石巻こけしを今の体制までもってくるまで、伝えられないような相当な努力があったことが伺えます。

地域コミュニティへ顔をだし、地域のコミュニティへ積極的に参加し、少しずつでも輪を広げて行くことが大切だと語ります。この輪を広げて、人との繋がりを広げてきたからこそ石巻こけしをここまで広めて来られたそうです。

最後にまとめを頂き、終了になりました。
1.寝る間を惜しんででも楽しくなるようなことに取り組もう!
2.友達や仲間を大事にしよう!
3.失敗したってイインです!

 

 

そして、本日は卒業式ということもあり、卒業証書が受講生の皆さんに授与去れます。普段では味わえないような講座が盛りだくさんのとりあえずやってみよう大学。この市民大学での経験を是非様々な場面で活かしてもらえればと思います。

 

 

最後に集合写真を撮影。これにて今年度のとりあえずやってみよう大学は終了です。

 

 

そして、次回は課外授業。石巻でのフィールドワークを1月26,27日に行います。

2018年12月20日

 

先日東京都のSooo Dramaticで行われた”東京脱出旅行社石巻支店 リリースイベント”をレポートします。

 

イベントに先駆けて石巻のムール貝の酒蒸しや日本酒などが参加者に振る舞われ、場も温まり良いスタートを切りました。

 

 

初めに司会の加納さんから東京脱出旅行社石巻支店について簡単に説明がありました。

東京脱出旅行社とは都会から石巻への脱出を手助けする”体験旅行”のプログラムです。地方移住が話題になっていますが、興味もったら次は知ってもらうことが大切です。東京脱出旅行社ではただ観光で見て回るだけではなく、仕事を体験しながら地域を探る手助けを行います。

説明が終わったところでマイクがファシリテーターの松村さんに渡り、豪華なゲストを交えたクロストークが始まりました。

 

 

まずはそれぞれ自己紹介とこれまでどのように石巻で過ごしたか、いまどのように関わっているかについてお話をしていただきました。

 

 

次に、4つの題目を軸にクロストークを広げていきます。
題目は以下のものでした。

・石巻での「暮らし」「仕事」
・今の仕事につながる石巻での子供時代
・石巻でのおすすめ
・「石巻と関わる」別の仕事をするとしたら何したい?

中でも印象に残ったお話をそれぞれご紹介します。

 

三浦さんからは石巻のおすすめは田んぼという意見がでてまいりました。中でも特に田植えがおすすめで、5月頃に都会を離れて田植えをするのが楽しみだそうです。青空のもと、地域の人たちといちがんとなって田植えをすることができるので、コミュニケーションにもなり、なにより田植えがとても気持ちがいいそうです。そして田植えが終わった後にいただく美味しいごはんは、とても格別と語ります。この田植えができる経験、東京脱出旅行社で体験することができるので、興味を持たれた方はぜひチェックしてみてください。

 

熊谷さんはご自身が行っているサイクリングの活動をご紹介いただきました。店舗経営の傍ら、大きなサイクリングイベントなどでは味わえない、より石巻を感じられるような小さなサイクルイベントを主催しています。林道やマイナーな場所によりながらより身近に石巻を感じてもらえるよう様々な企画を進めているとのことでした。ぜひ、こちらのサイトも御覧ください。

 

佐藤さんからは”「石巻と関わる」別の仕事をするなら何したい?”の題目で、実は石巻のための会社を立てようと思っているという以外なお話をいただけました。講演などのため、二ヶ月に一度は石巻に帰省する佐藤さん。石巻に戻るたびに、魅力が増していると気づくことが多いそうです。例えば漫画や仮面ライダー好きにはたまらない漫画館。パワースポットとして有名な釣石神社や鹿島御児神社など、おとなになってから気づくことが多々ありました。そういった石巻をもっと発信するために芸能人やyoutuberといったインフルエンサーと共もっと石巻にひとを呼び込むような会社にする予定だそうです。そして、もし弁護士で無かったとしても何か石巻を支援できるような働き方をしていたと語ります。

 

 

クロストークを進めつつ、時には参加者へもマイクは渡り賑やかになってきたところでイベントは終了。その後も話は尽きませんでした。

 

 

イベント終了後、東京脱出旅行社 石巻支店は本格リリースされ、すでに脱出旅行を体験することが可能です。

 

ご興味の有る方はぜひ下記リンクから詳細を御覧ください。

http://goodbytokyo.com/

 

2018年12月18日

 

 

今回は11月17日に開催された石巻松下村塾のフィールドワークの様子をレポートいたします。

フィールドワークの舞台は、塾長亀山氏が代表をつとめる一般社団法人はまのねが運営している『はまぐり堂』にてフィールドワークを開催しました。

 

 

 

 

まずはじめに、前回まで行われたレクチャーの振り返りを行いました。

その後、塾長の亀山氏からレクチャーです。
蛤浜での活動の紹介、始めたきっかけやどのように事業を進めていったのかなど話して頂きました。
塾長からの問いかけの中で「どうありたいですか?」という点が特に印象的でした。

学校では「何になりたいか」「なりたい職業は」など聞かれることが多いと思います。
そうではなく「どうありたいか」「ありたい姿を実現する」ことが大切だと語ります。

“子供の頃にあった本質が色んな経験で固定概念が植え付けられて見えづらくなっているのが現状。そこをもう一度引き出したところから事業を考えてみましょう。”と話します。

 

 

 

 

そのあとは実際に蛤浜の見学を行いました。

Cafeはまぐり堂は時間帯がお昼時ということもあり、外から見学する形となりました。

 

 

 

 

次にスタッフでもある島田 暢さんのお話しを聞き、作業スペースも見学させていただきました。

 

 

 

 

他には、2017年春に完成した海小屋も見学させて頂きました。

夏には、BBQ、SUP(サーフィンの一種)を楽しむことができます。

 

 

 

 

昼食は塾長特製のシーフードカレーです。

 

 

 

 

午後からはアドバイザーの蓜島さんからのレクチャーです。

生きがいグラフを元に自分自身を見つめなおします。

 

 

 

 

その後は各自ワークを行いました。
ワークの一部の内容は以下の通りです。
ーーーーーーーー

事業や会社を自分にみたてて記入
■事業をするにあたっての背景となる思い
・突き動かす現状の問題意識とはなにか?
・あなたの地域・社会における存在意義とはそもそもなにか?
・あなたの資源(事業戦略・財務・成長・組織)とはなにか?

ーーーーーーーーー
今回は、上記の項目を各自で考えたのち参加者同士で共有を行いました。

 

 

 

 

最後は本日の共有を全体で行いました。
気づいたら、周りはすっかり日が暮れていました。
インプットとアウトプットありのとても充実したフィールドワークでした。

次回は、レクチャーday3をレポートいたします。

 

 

2018年12月13日

11月17日に開催されたとりあえずやってみよう大学 第3回 自分が作ったものから学ぶ学をレポートします。

今回の講義名“自分が作ったものから学ぶ学”をつくってくださった電通の並河さんから講義名の説明からはじまりました。

ある社会人類学者の言葉でものを作るということはコレスポンダンス、日本語で”応答”と言っています。粘土で例えると、粘土の形をつくっていく上で自分の力で粘土の形を変え、その応答によって作品が作られています。人は思考を行い、その思考を作りながら応答を得てその繰り返しでものはできていくという思いを込めて今回の講義名”自分が作ったものから学ぶ学”と名付けたそうです。

今回の講師もお二人。まずはイシノマキ・ファームの高橋 由佳さんからお話いただきます。

 

 

高橋 由佳 氏
一般社団法人イシノマキファーム代表理事
宮城県仙台市出身。二輪メーカーにてモータースポーツ企画運営、自身もレースに参戦。その後、教育・福祉分野の専門職を経て、2011年、こころの病を持つ方々の就労・就学支援に特化したNPO法人Switchを設立。さらに2016年8月、石巻市北上町にて、一般社団法人イシノマキ・ファームを設立。地域のチカラ x 農業のチカラを通じた雇用の創出と、地域交流の担い手育成などソーシャルファームを理念とした事業を目指している。またホップファームの運営やクラフトビールの販売をはじめ、農業体験型宿泊施設「village AOYA」を運営。

 

 

仙台出身の高橋さんは11年ほど石巻で働いていました。保育園当時からやんちゃだった高橋さんは、その性格が幸と出てかレーシングカートの広告レーサーとしてレースに出ることに。そのレーシングチームでの経験が今起業をしてきている中、自分の哲学に繋がっていると語ります。レーサーとしての経験を経て、次に何の仕事をしようかと悩んでいるなか、教育分野のしごとに付きたいと考え始めまじめ、障害者をサポートする仕事に就きました。しかしレースの練習をしている時、怪我をしてしまい車を運転できなくなってしまいます。その後、自分で起業してみようというきっかけとなり起業家へ。農業的に地域の力を活かし、共生できる社会を生み出すイシノマキ・ファームを起てました。

https://www.ishinomaki-farm.com/

たまたまホップの株を植えないかという相談をもらい、植えてみたところうまく育ち、ビールを作って見ることに。石巻にエールを送ってもらったことから、石巻からエールを送ろうという意を込めて”巻風エール”が完成。実際に販売されています。これまでの経験から、これからは生産性を求めない生き方”共感”をもたらすような生き方をしていきたいと語ります。定年退職ということがなくなりつつある社会で、新しい働き方というのを模索していきたいと語ります。

 

 

 

 

続いて、長谷川さんからお話をいただきます。今回の講義を非常に楽しみにしていた長谷川さん。資料はなんと1GBを超える大きなものに。

長谷川 琢也 氏
一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン事務局長
1977年3月11日生まれ。
自分の誕生日に東日本大震災が起こり、思うところあって東北に関わり始める。石巻に移り住み、石巻を拠点に被災地や東京をうろうろしながら東北の人たちとビジネスを立ち上げる最中、震災復興を超え、漁業の未来をみつめる漁師たちと出会う。漁業を「カッコよくて、稼げて、革新的」な新3K産業に変え、担い手があとをたたないようにするために、地域や職種を超えた漁師集団フィッシャーマン・ジャパンを立ち上げる。県内や県外から漁業従事者の担い手を増やす「TRITON PROJECT」や、民間企業を巻き込んで漁業のイメージを変えるプロジェクト、国際認証取得を目指す試み、生産者と消費者を繋ぐための飲食店事業など、漁師たちと共に未来の漁業を創るべく、奮闘中。

 

 

長谷川さんが縁もゆかりもなかった石巻に来た理由は誕生日が震災と同じ3月11日で、いてもたってもいられなりボランティアから開始したそうです。 まさに”とりあえずやってみよう”と”Don’t think Feel”の精神でこれまでの人生を歩んでこられました。震災前は大手IT企業にて販促の責任者についていました。当時安く在庫を売るということを念頭に仕事を続けていましたが、石巻に来るようになり漁業の大変さ・危険性を感じとり、安くせず価値を上げる事を考えるようになりました。いままで当たり前と思っていたことが、実際の現場に行ってみるととても辛いことがわかり、もっと都会の人間にも発信したいと考えました。初めに行ったのは石巻のわかめをインターネットショップで販売すること。”わかめなんてデザインも生えないし、絶対売れない”と言われ続けていたが、なんとか押し通して販売までこぎつけました。するとかなりの反響を呼び、売上になったそうです。

今まで知らなかった漁業の実態を知るだけでものが売れるということもあり、インターネットは本当の意味ではまだ繋がっていないと深く感じました。

 

 

その後も様々なプロジェクトを立ち上げ、地方活性化に取り組みました。
1年ほどたった頃、東京では震災の記憶は風化し忘れ去られていましたが、長谷川さんは東北に足繁く通い続け様々な支援を行っていました。思うところがあり、現職をやめようかと思っていたときに社長が交代。情報技術で震災復興の課題解決事業をやりたいと仲間と2人で駆け込み、石巻事業所を建てることが決定。そして家族と共に東北へ転勤します。

石巻に来てからは様々なことに爆速で取り組み、お弁当を作ったり、バスガイドをしたり、著名人のアテンドなど様々な事を行っていました。

また、毎年自社のページにて震災を風化させないために3月11日に被災地の現状を知ってもらうページを作ったり、東北最大のサイクリングイベント、ツールド東北なども石巻支社で生まれました。

そんな中、漁師と出会い漁業を手伝うことになったとき「かっこよくて稼げる漁師になって次の世代に漁業をつなげたい」と考え、”FISHERMAN JAPAN”を立ち上げました。

https://fishermanjapan.com/

漁師の人数もっていたり自給率も下がり続け日本人が魚を食べなくなっているなか、世界的に見ると魚を食べる量は上がっており、漁獲量も増えているということに気づきます。

3Kを新しい3Kに置き換え”カッコいい、稼げる、革新的”とし、10年後の2024年までに三陸に多様な能力をもつ新しい職種「フィッシャーマン」を1000人増やすことをビジョンとして掲げています。

都会では存在が歯車になりがちですが、都会での経験を活かし地方に来た人はいろんな人を巻き込めるエンジンになれる可能性が非常に高いです。そして、一度エンジンになった歯車はとても強くまた都会に帰ったとしてもその力、つまり生きるチカラは衰えることはありません。

“気がついたら都会を抜いていた”、”地域で生まれと事が都会で良いとイイと言われる”、本質的なのは地域で行われています。優秀な人ほど東京にいないという時代がもうすぐそこに来ています。

最後に2つ、長谷川さんが生き方の中で大切にしていることをご紹介いただきました。
1つめは”あいうえお”で生きること。あいは愛、うは運、えは縁、おは恩。この4つを交えて、なんのために、だれのために、何をしたいのか?ということを念頭において自分の心に正直生きることです。
2つめは”枠も壁もハードルも気にするな”。初対面では人の背景や、やっていることなどはすぐに分からず、決めつけて壁や枠を勝手に作ってしまうことがあります。そういったことを取り払って気軽に巻き込んでいく事によってスピーディで垣根のない関わりができるといいます。

 

この後は講師のお二方を交えて質問とクロストークを行い、懇親会に移りました。

 

次回のとりあずやってみよう大学あ12月16日 “自分のB面を活かす学”です。

詳しくは下記公式ホームページをご覧ください。
http://ishinomaki-iju.com/udtf/

2018年12月07日

「ウミネコ★キャラバン」-ものづくりとアート体験編-
を12月22日~23日の期間で開催いたします。

 

本ツアーは、石巻に移住してみたい、移住したばかりでもっと色々なことを体験したいという方向けの企画ツアーです。先輩移住者の話やワークショップなどを通し、観光の延長上で石巻を知ることができます。「移住」する気はないけれど、石巻と関係したいという方にも大人気のプログラムです。一泊二日のツアーとなりますが、日帰りでの参加も可能です。

 


 

●今回のプログラム


1日目<12/22(土)>

①「浜の百姓 鹿革クラフトワークショップ」&「移住体験談」
ゲスト講師:島田 暢さん(一般社団法人はまのね)

②地元交流会


2日目<12/23(日)>
①震災を知る街あるき
②「路上 のゴミに顔を描く アート体験」&「移住体験談」
ゲスト講師:ミシオ(美術家)
③ツアーの振り返り


※天候などによってプログラムが変更になる場合もございます。

ご興味ある方はぜひお気軽にお申込みください。


●申込方法:
①氏名②フリガナ③性別

④生年月日⑤住所(保険申込時のみに使用)

⑥電話番号⑦メールアドレス

以上の情報を下記ご連絡先までお送りください。

メールアドレス:navi@ishinomaki2.com

お電話:0225-90-4982 (ISHINOMAKI2.0内 まちのコンシェルジュ)

申込締切:2018年12月20日まで

●参加費:2泊3日3,000円
※1)現地までの往復交通費、保険費(500円程度)は含みません
※2)日帰り希望の方は事前にご相談ください

●定員:10名

●集合・解散場所:JR石巻駅前
(12/22 午後12:00集合、12/23 午後4時解散)

●お問い合わせ:
メールアドレス:navi@ishinomaki2.com
お電話:0225-90-4982 (ISHINOMAKI2.0内 まちのコンシェルジュ)

 

●主催
コンソーシアム ハグクミ(石巻市スマートな地域資源活用創造事業 委託業務)

 

2018年12月05日

今回は、11月13日に石巻松下村塾第2回目のレクチャーDayの様子をお届けします。
石巻松下村塾では月に1度、石巻でご活躍している方を講師としてお招きしております。

今回のゲストは株式会社DIO代表取締役鈴木 崇也氏、funade ~結日丸~ 田中鉄太郎氏のお二人を迎えての講義を行いました。

 

お二人がどのような事業を行っているのか、どのようなことを大切にしているかなどを講義をしていただきました。

 

 

まずは、株式会社DIO 代表取締役鈴木 崇也氏から。

鈴木氏は石巻で生まれ、高校まで石巻に住み、高校卒業後ミュージシャンを志し上京。ミュージシャンとして活動するなど異色の経歴をお持ちです。ミュージシャンとして活動している傍に、飲食店数件で働いた経験が今の営業にも活かされていると語ります。起業して数年で飲食店を5店舗とリラクゼーションスペーズを運営していらっしゃいます。

お話しの中で特に印象に残っていた点が、ご自身の東京での経験を活かし、石巻の商店街ではまだないものを取り入れスピード感を保ちつつ事業を行っている点です。お店を立ち上げる際に石巻で流行らせることができる自信とビジネスチャンスを理解し、石巻で東京らしい店を出店しようと初めから意識して店舗を立ち上げたとお話しています。

 

その後も、企業理念のお話しや今後の目指す方向性、どのようにお店を増やしていったかなどを話して頂けました。

 

お店の情報は以下のサイトからご覧になることができます。
https://www.do-it-ourself.com/

 

続いては、funade ~結日丸~ 田中鉄太郎氏の講義です。

 

東京都吉祥寺生まれの田中氏。2009年に「おむすび」というブランドを立ち上げ、京都文化にふれたいと思い移住。6畳からはじめ、友人も増え2年くらいしてからは造園業で働きながら制作を行っていたと語る。
ちょうど2年たったときに震災がおき、京都出身の友達が石巻に行くというので、その船に乗って石巻にきて復旧作業をはじめたのがきっかけだと話す。

震災の支援をしていく中で、だんだんとボランティアのニーズが変化していき、働くことが金銭的にも精神的にも支援者に必要と考えて、服作りやものづくりで雇用を産もうと思ったのがきっかけだと語ります。

当時は素材がなく、石巻の素材をつかったら地にねづくことができるんじゃないかと思い、車をはしらせ、被災したダンボールにはいった大漁旗をみつけた。
その際に、持ち主をさがして連絡したら、「どうぞ使ってください」といっていただいたのが大漁旗を使ったリメイク商品のはじまりだと話しをしていただきました。

お店の情報は以下のサイトからご覧になることができます。
http://funade.shop-pro.jp/

 


その後は、塾長の亀山氏が加わり3人でトークセッションを行いました。
店舗運営の話や、商品開発での方法や大切にしている点など、実務的な話しから、想いの部分の内容などとても盛りだくさんの内容でした。

次回は、カフェはまぐり堂でのフィールドワークの様子をご紹介いたします。