2019年01月16日

 

今回は、 12月21日に開催された、石巻2025会議、子育て編の様子をご紹介いたします。
石巻2025会議は石巻の地域の未来を地域の皆で考えるイベントです。今回のテーマは「子育て」、内容としては石巻でどうやったら子育てがしやすくなるのか?地域の宝ともいえる「子ども」が焦点です。

 

 

この石巻2025会議をプロデュースしている合同会社デザインナギの三上さんのオープニングから始まりました。今回もグラフィックレコーディングを同時進行で行いながら議論を進めていきます。グラフィックレコーディングとは議論の内容を議事録のようなテキストだけで書き残すのではなく、議論の内容をわかりやすい挿絵と共に残すことより感覚的に議論内容をつかめるような高度な記録方法です。そして、今回は子ども支援団体のゲストにもお越しいただきました。

 

吉田 恭平さん :石巻市子どもセンターらいつ

 

田中 雅子さん :NPO法人こども∞感ぱにー

 

まず、お二人から、活動紹介をして頂き、そして子供たちを取り巻く環境について石巻の現状を発表していただきました。

 

 

他の市町村と比べて石巻の児童館の数が少なかったり、公園が少ない、遊ぶが少ないなどの問題点をあげて頂きました。

 

 

その後、参加者に石巻における子育ての環境についての良い点や改善点、こうなったらいいなという構想を考えるワークをしていただいた後、参加者の皆さんに発表して頂きました。

 

 

主婦の参加者の方から実際に子育てで困っている点なども共有して頂きました。具体的には子供を連れてゆっくりご飯を食べられる場所がないことや、短い時間子供を安心して預けられる場所が無いなど、他にもたくさんの意見が飛び交いました。

提案としては地域で見守ることができる仕組みや、子どもたちが集まりやすい環境を作ることも大切だとの意見も出ました。
発表が白熱して気づけば時間はあっという間に過ぎてしまい、それぞれの意見に質問などを重ねて議論を深めつつ、プロデューサーの三上さんのまとめで第3回は終了となりました。

 

 

次回の石巻2025会議は1月18日(金)、18時〜21時。テーマは「文化・歴史」となります。興味のある方はぜひこちらのページをチェックしてみてください。
https://www.facebook.com/events/483196502185185/

2019年01月12日


今回は、12月11日に石巻松下村塾第3回目のレクチャーDayの様子をお届けします。
石巻松下村塾では月に1度、石巻でご活躍している方を講師としてお招きしております。

今回のゲストは石巻工房( Ishinomaki Laboratory) 工房長の千葉 隆博さんです。

 

初めは、石巻の寿司職人であった千葉さんですが震災が起こり、お店が津波に浸かり営業できなくなってしまった。

 

その時にボランティアで東京から来た現在の共同代表の建築家との出会いがきっかけで石巻工房を創業。DIYで街を復興ではなく復旧させるということからスタートしたと語ります。

 

電気などが復旧する前に居酒屋の店主がDIYで直してボランティアが集まるような場所を見た時に、自分達で直せれば復旧が早いのではないかと思い、”市民工房”を作ろうと決心。
壊れたドアなどの直し方や、道具の使い方、家具の作り方を教えることが目的で石巻工房がはじまりました。

 

その後は、街の野外映画祭で使うベンチを石巻工業高校の学生と協力してベンチを作り、これが今のプロダクトの一つになっています。

https://ishinomaki-lab.org/products/ishinomaki-bench/

 

 

他にも世界的家具メーカーのハーマンミーラーと協力して仮設住宅向けにワークショップを行う活動も行っていたり、様々なデザイナーとコラボレーションがおこっている。更にイギリスや、ドイツ、アメリカなど世界中の展示会でも出展するなど石巻から国内だけではなく、世界中に家具を送り出しています。

石巻工房( Ishinomaki Laboratory)の更に詳しい内容については以下のリンクからご覧になれます。

 

https://ishinomaki-lab.org/about/

 

 

石巻工房は今年で7年目を迎え、現地で作って、現地で売るモデル
”メードインローカル”をすでにイギリスで準備していたり、

 

また海外での展示会では、復興のためにという理由で売れるというわけではなく
石巻工房のこのデザインが気に入ったと言って買ってくれるお客さんが多いと語る。

 

一歩違えば、日曜大工のお父さんの作品だが、デザイナーの力、デザインの力は大切だと話す。

 

お寿司屋さんの板前から、世界へ家具を送り出している工房長と異色の経歴を持たれている千葉さんのお話しを設立から現在までの過程を丁寧に経営のポイントや、展示会でどのように目を惹かせるかなどのお話もしていただきました。

 

今回の講義ではデザインの力や、DIY精神の魅力が伝わる講義でした。

次回は、受講者の合宿前の事業ブラッシュアップ様子をレポートいたします。