2019年01月31日

 

今回は1月15日に開催された石巻松下村塾ブラッシュアップdayの様子をお届けします。

 

参加者から現在の近況報告と事業について発表をして頂きました。

(詳しい発表内容は是非とも発表会にご参加ください)

 

 

また、聞く側も以下のポイントを心掛けてプレゼンを聞きました。

 

<傾聴のポイント>

・ほめるだけでなく具体的なアドバイスを投げかける。

・仲間同士という意識で聞く。

・気づいたところをポストイットに記入し、プレゼン後に共有する。

 

発表後は、塾長の亀山さんと、講師の蓜島さんからフィードバックを頂きました。

 

 

参加者の発表を聞いて、以前にも増して想いの部分が伝わって来るプレゼンばかりでした。

今後はどのような手段で事業としてブラッシュアップしていくがとても楽しみです。

 

次回は、ブラッシュアップ合宿をレポートいたします。

2019年01月31日

 

1月26・27日に行われた”とりあえずやってみよう大学課外授業~フィールドワーク~ “、1日目の様子をお伝えします。

ほとんどは東京からの参加者で、まずはIRORI石巻へ向かいオリエンテーションが始まりました。

まずは校長の松村さんからウェルカムスピーチと、2日間の意気込みを語っていただきました。

その後、並河先生によるこれまでのとりあえずやってみよう大学についての振り返りセッションが行われました。

 

 

本日講師として参加予定だった並河先生ですが、インフルエンザで来られなくなってしまったため、急遽オンラインでの参加に。

各回のとりあえずやってみよう大学はレポートからも御覧ください。

 

第1回「やったことないのにはじめてみる学」

http://ishinomaki-iju.com/?p=1844

第2回「意外な組み合わせを楽しむ学」

http://ishinomaki-iju.com/?p=1976

第3回「自分がつくったものから学ぶ学」

http://ishinomaki-iju.com/?p=2100

第4回「自分のB面を活かす学」

http://ishinomaki-iju.com/?p=2161

 

振り返りセッションではこれまで行った4回の内容を簡単に30分程度でお話いただきました。

そしていよいよフィールドワークの開始。バスに乗り込むまでの間にも簡単な街歩きで街並みや取り組みを松村校長がご紹介。

 

 

バスで40分ほどで移動し、まず向かったのは第3回で講師をしていただいた、高橋ゆか先生の運営するイシノマキ・ファームの拠点AOYAです。

ホップの風景を見てもらいたかったそうなのですが、あいにくの雪のためホップは見られず、AOYAの中で高橋先生からイシノマキ・ファームの取り組みをより細かく紹介いただきました。特にイシノマキ・ファームと地域の関わりについて掘り下げてのお話でした。

 

 

イシノマキ・ファームの次は石巻に戻り、題4回の講師を担当してくださった林先生がいらっしゃる林呉服店に向かいます。その道のりでも街歩きをおこなりい、石巻こどもセンター らいつ、石巻ASATTE、に立ち寄ったり、様々な通りを紹介しながら向かいました。

ようやく林先生のもとにたどり着き、さっそくTree Tree Ishinomakiのお話を伺いました。なんと今回はこけしを実際に制作してくれることに。職人の顔が伺えました。

 

 

そして最後の絵付けはなんと今回最年少参加者のじゅんくんが行い、プレゼントしてくれることに。林先生の優しい人柄にも触れることができました。その後は質問形式で林さんから活動の紹介をいただきました。呉服店の方ではこけしが購入できるということで、何人か購入して帰る人も。

1日目のフィールドワークはここまで。宿にチェックインをした後、IRORI石巻に戻って振り返りを行いました。

 

 

振り返りでは自分がフィールドワークで感じたことを参加者同士でシェアすることにより、他人の視点を取り入れることで新たな発見を得るというものでした。議論は白熱しつつ、そのまま懇親会へ。

懇親会では昨年度のとりあえずやってみよう大学と、企業版とりあえずやってみよう大学で講師をしていただいたイトナブ石巻の古山先生が合流し、活動内容を紹介いただきました。

 

 

懇親会でも議論は続き、自分の環境に置き換えて考える人や次のステップで何をするかなど、それぞれに話題を広げて未来を模索をしていました。そんな中懇親会は終了し、1日目のプログラムは終了です。

 

とりあえずやってみよう大学課外授業~フィールドワーク~ DAY2 に続きます

 

2019年01月20日

石巻おためしツアー「ウミネコ★キャラバン」。
石巻を楽しみながら知り、体験することのできるこのツアーが2018年末に開催されました。

 

クリスマス直前の、いつもよりちょっと賑やかな石巻の週末。
今回の参加者6名の方々は、実のところ石巻リピーターがほとんど。
ですが、いつもとはちょっと違う石巻を感じてくれたようです。

そんな日常から少し離れる時間ともなった今回のツアーを、写真とともに振り返ってみましょう。

 

 

今回の旅は「石巻を知る」だけでなく、石巻での取り組みを通して「自分を知る」というのが裏テーマとしてありました。東日本大震災後、石巻で盛り上がりはじめたアートをはじめ、牡鹿半島でのチャレンジを体験していただくプログラムです。

 

先ずは、はまぐり浜にある「はまぐり堂」の施設「海小屋」にて、「鹿革クラフトワークショップ」。はまぐり堂の運営スタッフであり、建築や鹿猟の分野でも活躍している嶋田暢さんが講師です。嶋田さん(通称”ダル”さん)は移住者の先輩でもあり、半島部を中心に多くの分野でチャレンジをしています。

 

 

半島で実際に生きていた鹿の革を編み、腕につける所から、今回のツアーは始まります。「海小屋」も、ダルさんをはじめとするメンバーによる手作りの施設で、素敵なロッジのような雰囲気。窓からは海だけが見え、現実から離れて時間を忘れられる空間です。

 

それぞれにお気に入りのカラーの鹿革ブレスレットを完成させ、満足の表情。
自然を通して自分と向き合う時間ともなりました。

 

半島から市街地に戻ってからは、「Common-Ship橋通り」という屋台村で交流会。ここはチャレンジショップとしても運営され、お店の独立を応援する場所でもあります。

 

また、地元に住む人と移住者の交流の拠点ともなっていて、最近では「部活動」というサークル運営制度もはじまっています。コミュニケーションとコミュニティの重要な拠点です。

 

二日目は京都からの移住者であり美術家のミシオさんによるワークショップ。
「路上のゴミに顔を描く」というミシオさんの作品を体験するもの。

 

今回は特別に、あらかじめミシオさんが「ゴミ」を用意してくれており、アートの新しい拠点である「石巻のキワマリ荘」にて行いました。

 

 

「用途のないゴミとなったものに顔を描く(命を吹き込む)ことで、これまでにはなかった視点で物事を見るようになります」とミシオさん。珍妙な体験に思われるかも知れませんが、参加者の方々がこの体験に集中して楽しんでいる姿からは、子供に戻って心を解放しているような印象を感じられました。

 

参加者同士のコミュニケーションも盛んに生まれ、いつの間にかもう終わりの時間に。

 

 

この後は、復興まちづくり情報交流館 中央館にて、震災時の石巻の話。

 

自分が今いる場所が、日常的に見えても、生死を分けた場所であったという事実を知ることは、自分の命と向き合うことでもあり、自分にとって大切な事は何だろうと考える時間にもなります。ここではやはり涙を流されている参加者の方もいらっしゃいました。

 

その後、ツアーの最終プログラムである牡蠣むき体験&鹿肉ロースト堪能。

 

再び牡鹿半島に移動し、「もものうらビレッジ」へ。こちらは「リボーンアート・フェスティバル」をきっかけに作られた、山と海に囲まれた宿泊・研修施設。管理運営する土橋さんも、都会の喧騒から離れた生活を求めてこの地に来た移住者の先輩。

 

移住の経緯などの話を聞きつつ、ここ桃浦で獲れたばかりの牡蠣を皆で剥きます。
今回のメニューはカキフライと蒸しガキ。さらに、ダルさんが前もって獲っていた鹿も、ローストにしていただきました。

 

 

地域ならではの資源を、どこまでも手作りで活かし、命をいただく。
ここ牡鹿半島では、そういったことが新しいチャレンジやビジネスとしても行われ始めています。

 

 

働いた後に皆で食べる食事は本当に絶品。

食事をしながらツアーを振り返りつつ、交流を深め、静かで落ち着いた自然の時間を過ごすことができました。

 

 

自然や命、そして自分の生き方と向き合う体験となった今回のツアーは、参加者の方々の満足度も非常に高く、今後も意見を取り入れながら行えればと思います。石巻でこういう体験をしてみたいという方は、ぜひ次回ご参加ください。

仕事体験ができる「東京脱出旅行社 石巻支店」というプログラムもございます。

 

それでは、参加者の皆さま、一泊二日のプログラムの本ツアー。大変お疲れ様でした。またいつでも石巻に帰って来てくださいね。

 

 

 

2019年01月16日

 

今回は、 12月21日に開催された、石巻2025会議、子育て編の様子をご紹介いたします。
石巻2025会議は石巻の地域の未来を地域の皆で考えるイベントです。今回のテーマは「子育て」、内容としては石巻でどうやったら子育てがしやすくなるのか?地域の宝ともいえる「子ども」が焦点です。

 

 

この石巻2025会議をプロデュースしている合同会社デザインナギの三上さんのオープニングから始まりました。今回もグラフィックレコーディングを同時進行で行いながら議論を進めていきます。グラフィックレコーディングとは議論の内容を議事録のようなテキストだけで書き残すのではなく、議論の内容をわかりやすい挿絵と共に残すことより感覚的に議論内容をつかめるような高度な記録方法です。そして、今回は子ども支援団体のゲストにもお越しいただきました。

 

吉川 恭平さん :石巻市子どもセンターらいつ

 

田中 雅子さん :NPO法人こども∞感ぱにー

 

まず、お二人から、活動紹介をして頂き、そして子供たちを取り巻く環境について石巻の現状を発表していただきました。

 

 

他の市町村と比べて石巻の児童館の数が少なかったり、公園が少ない、遊ぶが少ないなどの問題点をあげて頂きました。

 

 

その後、参加者に石巻における子育ての環境についての良い点や改善点、こうなったらいいなという構想を考えるワークをしていただいた後、参加者の皆さんに発表して頂きました。

 

 

主婦の参加者の方から実際に子育てで困っている点なども共有して頂きました。具体的には子供を連れてゆっくりご飯を食べられる場所がないことや、短い時間子供を安心して預けられる場所が無いなど、他にもたくさんの意見が飛び交いました。

提案としては地域で見守ることができる仕組みや、子どもたちが集まりやすい環境を作ることも大切だとの意見も出ました。
発表が白熱して気づけば時間はあっという間に過ぎてしまい、それぞれの意見に質問などを重ねて議論を深めつつ、プロデューサーの三上さんのまとめで第3回は終了となりました。

 

 

次回の石巻2025会議は1月18日(金)、18時〜21時。テーマは「文化・歴史」となります。興味のある方はぜひこちらのページをチェックしてみてください。
https://www.facebook.com/events/483196502185185/

2019年01月12日


今回は、12月11日に石巻松下村塾第3回目のレクチャーDayの様子をお届けします。
石巻松下村塾では月に1度、石巻でご活躍している方を講師としてお招きしております。

今回のゲストは石巻工房( Ishinomaki Laboratory) 工房長の千葉 隆博さんです。

 

初めは、石巻の寿司職人であった千葉さんですが震災が起こり、お店が津波に浸かり営業できなくなってしまった。

 

その時にボランティアで東京から来た現在の共同代表の建築家との出会いがきっかけで石巻工房を創業。DIYで街を復興ではなく復旧させるということからスタートしたと語ります。

 

電気などが復旧する前に居酒屋の店主がDIYで直してボランティアが集まるような場所を見た時に、自分達で直せれば復旧が早いのではないかと思い、”市民工房”を作ろうと決心。
壊れたドアなどの直し方や、道具の使い方、家具の作り方を教えることが目的で石巻工房がはじまりました。

 

その後は、街の野外映画祭で使うベンチを石巻工業高校の学生と協力してベンチを作り、これが今のプロダクトの一つになっています。

https://ishinomaki-lab.org/products/ishinomaki-bench/

 

 

他にも世界的家具メーカーのハーマンミーラーと協力して仮設住宅向けにワークショップを行う活動も行っていたり、様々なデザイナーとコラボレーションがおこっている。更にイギリスや、ドイツ、アメリカなど世界中の展示会でも出展するなど石巻から国内だけではなく、世界中に家具を送り出しています。

石巻工房( Ishinomaki Laboratory)の更に詳しい内容については以下のリンクからご覧になれます。

 

https://ishinomaki-lab.org/about/

 

 

石巻工房は今年で7年目を迎え、現地で作って、現地で売るモデル
”メードインローカル”をすでにイギリスで準備していたり、

 

また海外での展示会では、復興のためにという理由で売れるというわけではなく
石巻工房のこのデザインが気に入ったと言って買ってくれるお客さんが多いと語る。

 

一歩違えば、日曜大工のお父さんの作品だが、デザイナーの力、デザインの力は大切だと話す。

 

お寿司屋さんの板前から、世界へ家具を送り出している工房長と異色の経歴を持たれている千葉さんのお話しを設立から現在までの過程を丁寧に経営のポイントや、展示会でどのように目を惹かせるかなどのお話もしていただきました。

 

今回の講義ではデザインの力や、DIY精神の魅力が伝わる講義でした。

次回は、受講者の合宿前の事業ブラッシュアップ様子をレポートいたします。