2019年06月12日

 

去年度、たくさんの人々に足を運んでいただいた石巻2025会議が今年もスタートしました!令和初の2025会議である6月7日に開催されたオープニングイベントの様子をお届けします。

 

 

企画・進行は前回に引き続き合同会社デザインナギの三上 和仁さんです。オープニングトークでは「2017年から始まったこの会議も3年目になりましたが、これまでと同じく地域と話すことをメインにしていきたいです」と意気込みを語ってくださいました。

 

初めは、アイスブレイクがてらの自己紹介。今回は4~5グループに参加者を分けてそれぞれのグループで自己紹介を行いました。ちらほらと「石巻に移住してきたんです!」という声も聞こえてきます。

 

 


 

基調講演「石巻2025会議とは?」

 

早速今年度のオープニングイベントとして、ISHINOMAKI2.0の松村 豪太さんによる基調講演として、”石巻2025会議とは?”が始まりました。

特に印象に残ったのは「石巻2025会議はオープンなディスカッションの場で、テーブルを囲んだ皆からどんどん意見が出てくればと思っています。しかし、意見交換やよくあるワークショップのようなガス抜き的な使い方はして欲しくはありません。今回は様々な意見をいいねいいねと推すだけでななく、今年度のテーマでもある”ぶっちゃけた話をしよう”のように、本音のディスカッションができればと思っています。」というお話で、今年はより活発に本気のディスカッションをしようという思いが伝わってきます。

 


 

2018年度の振り返り

 

ここからは司会の三上さんと松村さんとで、前年度の会議の振り返りが行われました。前年度は大きく分けて4つのテーマで開催されています。

 

第一回 ”地域経済”

石巻で活躍されている著名な事業者の方が集まり、石巻はどうやって稼いていくかということをディスカッションしました。もっと深掘りしたかったという意見も多く、今年のテーマにもなっています。

 

第二回 ”子育て”

子供に関わるNPOの方にお越しいただき、子連れの方も多くいらっしゃいました。今の石巻にはどんなことが足りていないのかを話し合い、実際に動きがあったものもあります。

 

第三回 ”文化・歴史”

2018年度最大規模で50名以上が参加。一番熱かった回で、とても議論が難航しました。ですが、それぞれの思っていることがしっかりと出てきたいい回だったと思います。アンケートからもそれぞれの考えが感じ取られました。松村さんは、この回は”愛”という言葉でまとめるしかないと語ってくださいました。

 

第四回 ”コミュニティ”

この回は趣向を変えて大崎市の池月という地域のサポートセンター高橋 一夫さんをお招きして、講演をしていただいた後に議論を行いました。コミュニティというテーマでイベントを設定するとどうしても人が集まらないことが多いそうですが、この回はかなりの人数が来られたとのこと。

 


 

2019年度のテーマ発表

 

今年度はどのような内容で議論が繰り広げられるのでしょうか?三上さんから今年度のテーマとそれぞれのテーマリーダーが発表されました。

 

第一回は”文化PART2”。テーマリーダーはISHINOMAKI2.0の矢口 龍太さんと阿部 拓郎さんです。テーマリーダーから更に詳細なテーマについてお話しいただきました。

 

 

去年度は文化・歴史のテーマでディスカッションを繰り広げましたが、全く時間が足りませんでした。それを踏まえて今回の開催時間は18時〜未定に設定されています。18~21時までは通常の2025会議と同じようにディスカッションを行い、懇親会的に21時からIRORIを開放し、その後は時間制限を設けないそうです。そしてテーマを文化から更に細分化し、8つの内容でディスカッションをしていきます。

 

 

第二回は”公共空間”。テーマリーダーは株式会社街づくりまんぼうの苅谷 智大さんです。

 

 

会場にもなっている石巻かわまち交流センター”かわべい”。そのすぐ横に作られている堤防が来月完成します。もちろん水害から守るためのものですが、その使い方として市民が集ることができる憩いの場にも使っていこうというプロジェクトがあるそうです。「この活かし方をメインに、広い意味での公共空間というテーマでディスカッションをできればと思います。」と意気込みを語ってくださいました。

 

 

第三回は”食”。リーダーはISHINOMAKI2.0の加納 実久さんです。本日は別件があり不在ですが、意気込みのメッセージをいただきました。「石巻は美味しい!けど、その資源魅力をまだ活かしきれていないと思う。ぜひ美味しいものでも楽しみながらご一緒しましょう!」テーマがまだ曖昧で広い部分が多いので、今日の後半のワークショップで絞って行きます。料理人が参加しやすいように月曜日に開催されますので、お間違いなく。

 

第四回は”地域経済PART2”です。リーダーは前年度に引き続きISHINOMAKI2.0の松村 豪太さんです。去年は地域経済というテーマでしたが、実は一昨年もローカルベンチャーという枠組みで議論をしているので、実質3回目になりました。「端的に言えばお金の話をしたい!という思いからやらせて頂いています。悪い意味ではなく、一番考えがフェアに交換できるからです。また、値段を付けるということも地方の苦手分野だと思っています。そのあたりの想いも議論できればと考えています。」と熱く語ってくださいました。

 

今年度のテーマが発表されたところで、ハーフタイムとして30分の休憩が入ります。休憩時間には石巻2025会議ではおなじみとなった、カフェ連さんの出張販売が行われ、美味しいおにぎりのセットが販売されました。

 

 

 


 

ワークショップ

 

後半は食に関するテーマを決めるためのワークショップが行われました。急にテーマと言っても考えづらいので、今回は人物設定が用意されました。それは以下のものです。

 

2019年、あなたは石巻で食に関するアイディアを思いつき、サービスを実施することになりました。その結果、石巻は◯◯の町になりました。発表形式は以下の形で行って行います。”石巻の(A)を使って、(B)を実施する。それは(C)です。”

 

 

例として、”石巻の(A. 肉・魚・豆腐)を使って、(B. タンパク質を届けるサービス)を実施する。それは(C. 食育とマッチョ)です。”というユニークがアイディアが発表されました。ここから各自10分、周りとも話し合いながらアイディア出しが開始しました。ワークショップでは昨年に引き続きグラフィックレコーディングも同時進行で行われます。

 

 


 

出来上がった意見を発表

 

10分たったところで、それぞれ作っていただいたシートを発表していただきました。20 以上もの意見がでてきたので、いくつか印象に残ったものを抽出してお伝えします。

 

 

”石巻の(A. 石巻のホヤ)を使って、(B. ホヤを使った新メニューの開発を一斉に行います)を実施する。それは(C. ホヤリンピック)です。”

石巻の特産品であるホヤが石巻で使われていない事を解決しようと出てきた案です。同じような意見で、ホヤをもっと使って行こうという意見はいくつか出てきました。

 

”石巻の(A. 農産物・海産物)を使って、(B. 農業体験カリキュラム)を実施する。それは(C. 体験型複合施設)です。”

収穫から始める食のプログラムをやろうという声もいくつか上がっていました。石巻は自然が豊かですが実際に食材・料理が私達に提供されるときにはその現場を知りません。複合施設として色々なことが一貫して体験できると、話題にもなり集客ができるのではと盛り上がりました。

 

その他にもたくさんの魅力ある意見が出てきました。ぜひグラフィックレコーディングをご覧ください。

 

グラフィックレコーディング1

グラフィックレコーディング2

グラフィックレコーディング3

 

 


 

クロージング

 

オープニングイベントはここまで終了しました。実際のテーマ別のものは来月から始まります。最後に三上さんから「ぜひ本気の議論をしていきたいと思うので、全ての回に参加していただければと思います!本日はありがとうございました!」と今後の意気込みを語っていただきました。

 

次回の石巻2025会議のテーマは「文化PART2」。7月12日(金) 18時から 旧観慶丸商店1F 文化交流スペースで行われます。

 

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