イベント情報 - 【イベントレポート】ウミネコ★キャラバン

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【イベントレポート】ウミネコ★キャラバン

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石巻おためしツアー「ウミネコ★キャラバン」。
石巻を楽しみながら知り、体験することのできるこのツアーが2018年末に開催されました。

 

クリスマス直前の、いつもよりちょっと賑やかな石巻の週末。
今回の参加者6名の方々は、実のところ石巻リピーターがほとんど。
ですが、いつもとはちょっと違う石巻を感じてくれたようです。

そんな日常から少し離れる時間ともなった今回のツアーを、写真とともに振り返ってみましょう。

 

 

今回の旅は「石巻を知る」だけでなく、石巻での取り組みを通して「自分を知る」というのが裏テーマとしてありました。東日本大震災後、石巻で盛り上がりはじめたアートをはじめ、牡鹿半島でのチャレンジを体験していただくプログラムです。

 

先ずは、はまぐり浜にある「はまぐり堂」の施設「海小屋」にて、「鹿革クラフトワークショップ」。はまぐり堂の運営スタッフであり、建築や鹿猟の分野でも活躍している嶋田暢さんが講師です。嶋田さん(通称”ダル”さん)は移住者の先輩でもあり、半島部を中心に多くの分野でチャレンジをしています。

 

 

半島で実際に生きていた鹿の革を編み、腕につける所から、今回のツアーは始まります。「海小屋」も、ダルさんをはじめとするメンバーによる手作りの施設で、素敵なロッジのような雰囲気。窓からは海だけが見え、現実から離れて時間を忘れられる空間です。

 

それぞれにお気に入りのカラーの鹿革ブレスレットを完成させ、満足の表情。
自然を通して自分と向き合う時間ともなりました。

 

半島から市街地に戻ってからは、「Common-Ship橋通り」という屋台村で交流会。ここはチャレンジショップとしても運営され、お店の独立を応援する場所でもあります。

 

また、地元に住む人と移住者の交流の拠点ともなっていて、最近では「部活動」というサークル運営制度もはじまっています。コミュニケーションとコミュニティの重要な拠点です。

 

二日目は京都からの移住者であり美術家のミシオさんによるワークショップ。
「路上のゴミに顔を描く」というミシオさんの作品を体験するもの。

 

今回は特別に、あらかじめミシオさんが「ゴミ」を用意してくれており、アートの新しい拠点である「石巻のキワマリ荘」にて行いました。

 

 

「用途のないゴミとなったものに顔を描く(命を吹き込む)ことで、これまでにはなかった視点で物事を見るようになります」とミシオさん。珍妙な体験に思われるかも知れませんが、参加者の方々がこの体験に集中して楽しんでいる姿からは、子供に戻って心を解放しているような印象を感じられました。

 

参加者同士のコミュニケーションも盛んに生まれ、いつの間にかもう終わりの時間に。

 

 

この後は、復興まちづくり情報交流館 中央館にて、震災時の石巻の話。

 

自分が今いる場所が、日常的に見えても、生死を分けた場所であったという事実を知ることは、自分の命と向き合うことでもあり、自分にとって大切な事は何だろうと考える時間にもなります。ここではやはり涙を流されている参加者の方もいらっしゃいました。

 

その後、ツアーの最終プログラムである牡蠣むき体験&鹿肉ロースト堪能。

 

再び牡鹿半島に移動し、「もものうらビレッジ」へ。こちらは「リボーンアート・フェスティバル」をきっかけに作られた、山と海に囲まれた宿泊・研修施設。管理運営する土橋さんも、都会の喧騒から離れた生活を求めてこの地に来た移住者の先輩。

 

移住の経緯などの話を聞きつつ、ここ桃浦で獲れたばかりの牡蠣を皆で剥きます。
今回のメニューはカキフライと蒸しガキ。さらに、ダルさんが前もって獲っていた鹿も、ローストにしていただきました。

 

 

地域ならではの資源を、どこまでも手作りで活かし、命をいただく。
ここ牡鹿半島では、そういったことが新しいチャレンジやビジネスとしても行われ始めています。

 

 

働いた後に皆で食べる食事は本当に絶品。

食事をしながらツアーを振り返りつつ、交流を深め、静かで落ち着いた自然の時間を過ごすことができました。

 

 

自然や命、そして自分の生き方と向き合う体験となった今回のツアーは、参加者の方々の満足度も非常に高く、今後も意見を取り入れながら行えればと思います。石巻でこういう体験をしてみたいという方は、ぜひ次回ご参加ください。

仕事体験ができる「東京脱出旅行社 石巻支店」というプログラムもございます。

 

それでは、参加者の皆さま、一泊二日のプログラムの本ツアー。大変お疲れ様でした。またいつでも石巻に帰って来てくださいね。