イベント情報 - 【イベントレポート】石巻ローカルベンチャー発表会:ローカルベンチャー最終審査会

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【イベントレポート】石巻ローカルベンチャー発表会:ローカルベンチャー最終審査会

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前回に引き続き石巻ローカルベンチャー発表会のレポートです。

今回は第二部、ローカルベンチャー最終審査会について。

 

ローカルベンチャー最終審査会ではイシノマキオモシロ不動産大作戦と石巻版松下村塾の受講生が発表を行います。

 

審査員には石巻市長 亀山紘 氏と、一般社団法人石巻観光協会会長 後藤宗徳 氏にお越しいただいています。

 

 


 

 

不動産を通じてクリエイターへの支援を 若林明宏さん

 

 

まずは本日出張で来られなくなってしまったオモシロ不動産大作戦参加者の若林さんの代理として巻組の渡邊さんが発表します。(若林さんは写真右から二番目)

 

もともと大手保険会社の海外駐在員だった若林さんは、石巻工房で作られる家具に惚れ込み、石巻工房と関わりつつ事業を起こすために去年石巻に移住されました。今は石巻工房で海外貿易の担当をしながら、家具作りを学んでいます。今日も東京で石巻工房の展示会に出張中です。

 

なぜこのプログラムに参加したかというと、石巻工房の仕事をもっと広げて行きたいという思いがあったからです。東京でもビルを所有しており、不動産業も行っている若林さんは石巻でも不動産投資を行いたいと計画しています。石巻に石巻工房のショールームとしての機能を持った物件を建てる予定です。また、もう一つの切り口として木工×鉄鋼ができる工房もその中につくり、何かやっていきたいと考えているそうです。もともと実家では自転車を作っていた背景があり、それを復活できないかとも考えています。サイクルツーリズムの拠点にできないかとも思考中です。

 

このイシノマキオモシロ不動産大作戦に参加してい学んだことは、不動産業はただ単に資産運用をするという仕事では無く、クリエイターや中小起業への支援になるという点です。その点に非常に衝撃を受け、中小起業への支援はお金に夜支援だけで無く、信用担保をうまく利用することで大きな支援にもつながると感じたそうです。

 

 

コメント

 

亀山市長:海外駐在員というハイキャリアから石巻に来ているということに驚きました。木工×鉄鋼はなにか構想があれば伺いたいです。また、今年もリボーンアートフェスティバルを通じてかなりの人数のクリエイターがやってきます。そういった人たちに移住してもらえるような取り組みが期待できるとおもいますが、何かあれば伺いたいです。

 

渡邊さん:本人では無いので聞いた事でしか話せないですが、自身は製作は学びますがメインでは担当しないという方針でした。興味があるようなクリエイターを呼び込み、製作の拠点にしていきたいと思っていました。場所を提供できるパトロンになることで、アーティストの活動支援をしていけるのではと考えているともうかがいました。また、東京でも空き家を借りて、石巻のクリエイターが自由に動けるような拠点も作りたいとおっしゃっていました。

 

後藤会長:木工の自転車が非常に高価ですが流行って来ています。木工に携わりながら自転車をやりたいのであれば、ぜひそういったものも石巻からできればと思います。サイクルツーリズムは我々も取り組んでいるところなので、ぜひ拠点としての役割もバックアップしていきたいです。出張から戻ったらぜひ一度お話をしましょう!

 

 


 

 

自伐林業循環型リノベーションでローカルベンチャー創出・石巻版トキワ荘 島田暢さん

 

 

鹿児島出身の島田さんは高校卒業後、名古屋で重機オペレーターをしていました。震災があり、ボランティアをしながら石巻に移住。そこではまぐり浜と出会い、松下村塾講師の亀山さん達と共に一般社団法人はまのねを立ち上げ、その理事としてはまぐり浜再生プロジェクトを行って来ました。

 

オモシロ不動産大作戦の全てのコースに参加してきた島田さんは、地元の不動産屋さんからオモシロい物件を紹介していただき、そこで事業を始めることに。その物件は築60年ほどの空き家で、家と土地の価値よりも解体の費用がかかってしまい、貸そうとしても修理が必要で貸すこともできず、放置することしかできていませんでした。そんな物件を島田さんは格安で譲っていただき、”自伐林業循環型リノベーションでローカルベンチャー創出・石巻版トキワ荘”というプロジェクトをはじめました。実はこのプロジェクト、先日行われた石巻市主催の第4回 石巻市創業ビジネスグランプリで最優秀賞を受賞していらっしゃいます。

 

トキワ荘とは石巻出身の石ノ森章太郎をはじめ、手塚治虫など、著名な漫画家が居住していた漫画の聖地とも言われる物件です。このプロジェクトでは空き家をシェアハウスとして完成させ、ローカルベンチャーが住み着き、様々なチャレンジが生まれたり、地域の魅力を発信していくことが島田さんの目論見です。

 

自伐林業は放置されている山で間伐を行い、他の木をより価値ある木に育てて行く、循環型の林業を行います。間伐で間引いた木材を利用してリノベーションを行っています。最後に一ヶ月ほどのリノベーション作業風景を2分程度の動画にまとめて見せてくださいました。

 

コメント

 

亀山市長:一人で行っているとい印象が強かったですが、どのあたりまでをやっているのでしょうか。ビジネスとしてはどの部分がメインになるかも伺いたいです。私も林業の活性化は非常に大切だとおもっていますが、もしなにか考えがあれば伺いたいです。

 

島田さん:間伐からリノベーション、事業化まで全てを一人で行っています。ビジネスとしてはシェアハウスとしての家賃収入がメインです。自分がやっている林業はどうしても小さな自伐林業しかできないので、山主さんから一部を譲り受けてやっているという状況です。今の日本の林業は欧米式の林業で、ある程度の年数をかけて育った木材を伐採し、チップにして燃料にしています。欧米には土地が広大にあるから成り立ちますが、日本でやっていくと、山もだめになってしまい、木材の価値も低くなります。そうではなくうまく間伐を行って、100年かけて1本の木材の価値を高めつつ育てるのが日本に向いているのでは無いかと思っている。

 

後藤会長:どれぐらいの工数・工費で行っているのでしょうか?

 

島田さん:約5ヶ月の期間で、200万程度で現在リノベーション中です。大体2年ほどで回収できる見込みです。

 

後藤会長:なるほど。それだと多少不調だったとしても、3~4年でも回収ができそうですね。今後に期待しています。頑張ってください。

 

 


 

 

ありのままに本質を引き出す 一次産業専門セラピスト 早坂真由美さん

 

 

早坂さんは松下村塾とオモシロ不動産大作戦・スタートアップコースの2つをこれまで受講してきました。仙台出身で高校卒業後20年間東京に在住。ETIC.さんからチャレンジの場として石巻をご紹介をいただき、石巻で挑戦しようと思い移住。3月31日にタイ古式マッサージの店をオープン予定です。

 

“ありのままに本質を引き出す”をテーマにマッサージを行いたいという早坂さん。なぜ石巻でタイ古式マッサージなのか。早坂さんのリサーチの結果、石巻ではマッサージを施術する場所たたくさんあるのですが、タイ古式マッサージが一つも無いことが分かりました。タイ古式マッサージは二人で行うヨガとも言われており、施術者と被術者が呼吸を合わせて行うマッサージです。呼吸法を用いることで、瞑想状態となりリラックス効果も得られます。他のマッサージはベッドなどに寝ているだけのことが多いですが、タイ古式マッサージはマットの上で二人が呼吸を合わせて流動的に動くの体への負担が非常に小さいです。ここで、松下村塾講師の亀山さんに実際に施術をしながら解説をしてくださいました。

 

 

 

このように二人で息を合わせて作り上げていきます。今後の事業のあり方としては一次産業に入り込み、工場の福利厚生として利用されたり、空き家を活用して色々な場所で行うことで、仕事や生き方のパフォーマンスが上がることを期待しています。

 

コメント

 

亀山市長:人間にもメンテナスが必要だというお考えをもう少し聞かせてください。また、今後の事業は空き家を利用するのがメインになりますか?

 

早坂さん:生きていく上でストレスはなかなか避けられません。ストレスが溜まると神経が圧縮・圧迫され、それによって筋肉が固まってしまいます。逆に、その筋肉をほぐすことで神経が弛緩し、疲れとストレスが抜けていき心のメンテナンスにもなります。

 

後藤会長:将来的にチームを編成したり、複数人でやっていったりという構想はありますか?

 

早坂さん:近くのcommon-shipで行われている部活動制度を利用して、癒やし部という活動を初めました。そこから少しずつ広がればと思っています。

 

後藤会長:アドバイスとして、日本に来る外国人観光客で、ローカルな場所を観光しながらマッサージを受けるというパッケージはかなり好評だと思う。ぜひ観光系の団体との連携を。

 

 


 

コミュニティーナースとしてのマイプラン 平野亜紀さん

 

 

平野さんは地域おこし協力隊として熊本県からやってきました。コミュニティーナースとは住民の生活圏内にいる看護師のこと。基本的に看護師に出会うのは病気になってからや命が危険な状態になってからが多いです。もっと早く、身近に出会うことができていれば病の状態も変わっていたかもしれない。そういった思いから始まったのがコミュニティーナースです。今は石巻の北上地区に入って、自主事業として行っています。

 

石巻に入ってからやってきたことは、まずは住民さんと仲良くなっていくこと。今は地域自治システムの構築に向けて全住民アンケートを行っています。今まで見えていなかった部分で、地域の役に立ちたいという高齢者の方も多くいらっしゃいました。食事についてのアンケートでは家族が買い物をしてくれているから大丈夫という声が多かったが、実際に訪問してみると冷凍食品やコンビニのお惣菜を食べている方が多いこともみえて来たりしています。

 

最終的には空き家を利用してお茶っこの集まりの場を作りながらコミュニティーナースをやって行きたいと思っています。まだまだ自主事業ですが、何か辛い思いを抱えた人たちに焦点を当てて行きたいという思いはあるので、心のケアをなんとか事業化して行きたい。丁寧に関わりながらこれからもやっていきたいと思います。

 

コメント

 

市長:地域包括ケアの中で、事業を起こすとするとどのようなものを考えていますか?また、医療と介護分野との連携も必要になって来ると思いますが、そこも何か考えがあれば教えてください。

 

平野さん:他のコミュニティーナースの場合も、地域おこし協力隊として入りる場合が多く、その期間が終わったら事業を立ち上げて地域を見回るコミュニティナースを行っている人達がいます。そういう枠に囚われずにやっている人も多く、訪問看護ステーションを立ち上げた人も。連携についても私自身も重要だと思っていますが、まだ石巻でそういった人とは出会えていません。コミュニティナースに興味を持っている人がいないか探している状況です。

 

後藤会長:石巻は特に半島部も高齢化が進んでいます。北上地区も似たような状況だと思いますが、地域おこし協力隊の期間が終わった時に事業化できていると、ほかの場所でもやれる様になるのではとおもいます。これからも期待しているので、ぜひ頑張ってください。

 


 

チャレンジする人たちが集まるカフェ 加藤奨人さん

 

 

続いては司会も担当してくださった加藤さん。今年の2月で石巻に関わり続けて5年になります。すぐに事業を始めるという規模感ではありませんが、松下村塾を通じて自分の今後のキャリアを考え、どのようにしていきたいかをブラッシュアップしてきました。

 

岐阜県生まれの加藤さんは大学進学と同時に東京に移住しました。2013年からボランティアとして石巻に関わり初め、そこから石巻に惹かれ、現在勤めているイトナブ石巻で2年間インターンを経て石巻に移住しました。石巻のチャレンジし続ける先輩方の姿を見て、自分自身も何かやりたいという思いが芽生えてきました。

 

松下村塾を通して一番学べた事は、石巻で働く起業家たちは都市部で働く起業家のようにニーズや市場のリサーチから事業を生み出すのではなく、自分がやりたいということに焦点をあわせてわくわくしながら仕事を生んでいるということです。

 

自分自身が何をしているときにワクワクを感じたかというと、イトナブ石巻を通じてプログラミング教育を行っているときや、カフェのスタッフで接客をしている時でした。まとめるならば、誰かに喜んでもらえた時。

 

コーヒーを淹れることが好きなこともあり、コーヒーを通したコミュニケーションをしたいと考えました。コーヒーを提供し、ワークスペースで仕事をしたり、繋がりの場として色々話を聞きながらチャレンジする人が生まれたリ、ライトニングピッチとして短くアイディアを語る場も提供したいと考えているそうです。

 

講師の亀山さんが立ち上げたcafeはまぐり堂も絵を描くところから始まったのを参考に、カフェのイメージを絵でシェアしてくださいました。最後に加藤さんは「石巻で震災直後から挑戦されている松村さんたちを第一世代とするなら、それに憧れて石巻に入ってきた自分たちが第二世代。次の第三世代、第四世代が生まれる場として活用していきたい。」と語りました。

 

コメント

 

亀山市長:加藤さん自身は石巻に初めて来た時に街と人、どちらに惹かれましたか?また、今までプログラミング教育よりもコーヒーを通じたコミュニケーションの方をメインにやっていきたいと考えているのですか?

 

加藤さん:自分の場合は人です。石巻に来て面白い人たちに触れたことが一番刺激的でした。ですが、東京や岐阜に帰ったときに改めて考えると街の魅力も大きかったと感じます。もちろんプログラミング教育もやっていてやりがいを感じるし、同時にわくわくもします。同時にカフェもやりたいという思いがあるので、まずは今空いている時間から初めたいと思っています。

 

後藤会長:伺いたいことはほとんど市長に言われてしまいましたね。イトナブの本社をカフェにしていしまえばいいのではないでしょうか。作業に疲れた人たちも集まって、コミュニケーションが生まれると思います。社長もぜひご一考ください。ぜひそういう場が早くほしいですね。

 


 

Mimiのおまんじゅう屋さん 小川奈津美さん

 

 

割烹着姿で来てくださった小川さん。この姿を制服にしていきたいとのことです。震災をきっかけに東北に移住。その後、気仙沼のボランティア団体のスタッフとして約一年働きました。2年前の4月に石巻でおまんじゅう屋さんをやりたいと思い、石巻に移住。そこから1年半ほど講師の亀山さんが運営するCafeはまぐり堂で働きながらノウハウを学びました。そして、ついに4月から”Mimiのおまんじゅう屋さん”として、お店の一部をお借りしてオープンします。

 

気仙沼で働いている時”お茶っこ”という文化に触れ、衝撃を受けた小川さん。震災時ボランティアで泥かきや家の片付けを手伝った家庭にしばらくしてから様子を伺いに行ってみると「いいから、上がって上がって」と、お茶とお茶菓子を出していただき、お話をしながらお茶が無くなりそうになったらコーヒーが出てきたり、話が長くなるとご飯まで出てきたりと、どの家庭でも仲間に入れてくれるという文化があって感動したそうです。

 

今回お店で提供する小麦まんじゅうは祖母が作ってくれたお饅頭。祖母が作っていたものを母が教わり、それを小川さんが受け継いだというレシピです。重曹を使ってふくらませるお饅頭なので、若い世代や初めて食べた方でもどこか懐かしさを感じられるそうです。せっかくお店で作るのであれば美味しい小豆を使おうと思い、様々な縁をいただき北海道の農家さんから直接仕入れる事に。実家は乾物屋で、小さい頃から豆を食べる機会も多い家庭で育った小川さんでも過去最高に美味しいと思える小豆に出会えたそうです。

 

お饅頭は茶器に入ってテーブルに置いてあるような、特別なものではないイメージがあります。特別なものでは無いからこそ、日常の様々な場面に入って行けるのではないかと小川さんは考えます。震災があって近所の方々とバラバラになり、復興住宅に入り更に新しいコミュニケーションが求められたり、高齢者の方々がひきこもりになりがちという問題もあります。そんなところに、お饅頭をかってきたからお茶っこをしようというような、お茶っ子文化再開のきっかけになればと思っています。同時に部活帰りの学生にも食べてほしいと思っているそうです。コンビニで買うお菓子なども美味しいが、成長期の大切な時期だからこそ添加物が入って以内安心のお饅頭を食べてもらいたいという願いがあります。密かな夢として、石巻の高校が甲子園に出て、甲子園の応援に行きたいというものがあります。もっと欲を言えばオリンピック選手も。お饅頭の力で石巻で頑張るスポーツマンを応援して行きたいと語ります。

 

オープンは4月6日。まずは週に1日ずつですが、この会場のすぐ近くのChez Settaさんのお店をお借りして”Mimiのおまんじゅう屋さん”がオープンします。最後に、今日のために朝から頑張って作ってくださったお饅頭を皆さんに振る舞いました。

 

コメント

 

亀山市長:ふるさとの大切なレシピを使って石巻でチャレンジしてくれるのはとても嬉しい。もともとお茶っこ文化は田舎に限らずどこにでもある文化でしたがいつの間にか無くなってしまった。きかっけとして、お茶だけでなくお饅頭もあるととても嬉しい。6日のオープンにとても期待しています。

 

後藤会長:冒頭で気仙沼のボランティアに入っていただいたと伺いました。僕は気仙沼出身なので、まずはありがとうございます!僕は郡山の薄皮饅頭が好きなのですが、それを上回るようなものになればと思っています。もう一つ思うのは、石巻は水産の街で水産加工品のお土産は多いですが、甘い物もお土産は非常に少ない印象です。甘い物を持っていきたいと思うこともあるので、ぜひお土産化も。週に1度しか営業しないのはなぜですか?

 

小川さん:Chez Settaさんの営業日が金土日だけなので、その1日をいただいています。1年後には自分の店を構えたいという思いもあります。小麦は東松島のものを使っているのですが、石巻のものを使いたいのでそれを探すこともしています。

 

 


 

 

これで全ての発表が終了しました。亀山市長と後藤会長に審査をしていただいている間、石巻版松下村塾講師の亀山さん、蓜島さんにこの半年間を通しての講評をいただきます。

 

亀山さん

 

 

今年度で二回目の松下村塾。塾長を担当させていただきました。後藤会長が命名した石巻版松下村塾ですが、松下村塾とは志を持っている人たちのためのものです。今回の参加者もそれぞれが内側に持った熱い気持ちと地域のためにという強い志があったので、その部分をもっと掘り下げるために対話を重視しながら半年間やってきました。

 

自分も震災後に起業しました。もともと教員で初めのビジネスです。そのときに大切にしたのは今回の参加者と同じように、自分の思い。ビジネスのプロに相談することもありましたが、「そもそもこんな立地で人が来るわけがない」と一蹴されるような状態でした。しかし、自分の気持ちと志を同じくする仲間と思いを大切に、6年間続けてきています。

 

石巻で生まれた思いを大切に、加藤さんも行ってくれたようにいきいきと楽しそうにやっている姿の人たちが増えたらいいなと思っています。自分自身が教えられることは少ないですが、失敗談はたくさん共有できます。いままでチャレンジしてきた人と、これからチャレンジする人が一緒になって考えられる場にもなればとも思ってやってきました。昨年度は東京から講師を呼ぶことが多かったですが、今年度は地元石巻の先輩起業家たちが講師となり、一緒に考えています。

 

今日の皆さんの最終プレゼンは、自分が話すときよりもどきどきしながら聞いていました。とても素晴らしい最後のプレゼンになったと思います。思いを大事にしてきたので、細かい事業計画などまだまだ足りない部分はありますが、このつながりを大切にしてこれからも一緒になって考えていけたらと思います。僕らも行き詰まることもあるので、お互いに相談しあいながら前向きに取り組んで行ければと思います。

 

蓜島さん

 

 

今回この話を巻組の渡邊さんから初めていただいた時、亀山さんが言っていた事と同じようなことを感じました。いままでの講座は外からキラキラした人を連れてきて何かをするということが多かったです。僕自身、震災後から石巻に関わり、2015年には東京に戻りました。

 

魅力的な経営者の方だったり震災後に立ち上がった起業家が今後支えてもらえるようなコミュニティができるといいと思いながら今日までやってきました。小さいながらも先輩起業家を巻き込み対話をしながらやってこられたと思っています。事業計画から入って行くとどうしても事業そのものが小さいものになってしまったり、ありがちな事業になってしまうことが多いです。しかし、今日聞いてもらったように思いを大切にしていくと周りが支えてくれたり、地域の事業者が支えてくれたりします。そういった所がローカルでの事業継続という面では大切だと思います。今後も仲間づくりなど、皆で支えていけるようなコミュニティになればと思いっています。

 


 

結果発表

 

審査が終わり亀山市長より最優秀賞を発表いただきました。

 

最優秀賞は”Mimiのおまんじゅう屋さん”の小川さんに。事業性も含め完成度の高さから最優秀賞に選ばれました。

 

 

 

最後に亀山市長より好評をいただきました。

 

亀山市長:皆さんとてもいいプレゼンをしてくださいました。最優秀賞は本当に僅差でしたが、事業性という観点で一歩リードしているということで今回は選ばせていただきました。みんさんのこれからの取り組みに非常に期待していますし、新しい石巻のビジネスとして成り立ってほしいと思っています。市としてもしっかりとサポートしていきたいと思っていますし、ハグクミとも連携しながら更にブラッシュアップしていただければと思います。今日はお疲れ様でした。

 

 


 

 

石巻ローカルベンチャー発表会、いかがでしたでしょうか。

 

来年度もハグクミは石巻で挑戦し続けるローカルベンチャーを応援し続けます。移住や空き家活用についてもお気軽にご相談ください。