イベント情報 - 【イベントレポート】イシノマキオモシロ不動産大作戦第二回開催!

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波線

【イベントレポート】イシノマキオモシロ不動産大作戦第二回開催!

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10月23日に開催されたイシノマキオモシロ不動産大作戦のレポートをお届けします!

ゲストは那須にて活動されているChus(チャウス)の宮本吾一さんです、

石巻にはよくいらっしゃるようで、なんと今年は4回目!

 

 

東京生まれの宮本さんは通学に使う満員電車にとても苦手で、高校に通えなくなったというところから話は始まります。満員電車とは用意されている座席と吊り革がすべて埋まっている状態を100%として、約230%以上の乗車率であることを言います。東京に住んでいるとこの感覚に慣れてしまいがちですが、もしもこの状況がが車やバスだったとするととても窮屈で危険だと思います。このことを学校の先生に打ち明けると先生も同意してくれ、様々な工面していただくことでなんとか卒業することができたそうです。

 

●那須へ移住

その後どこか田舎に移住したいと強く思い、20歳の時に那須に移住を決めました。当時は誰も身寄りも繋がりも有りませんでしたが、自分の感性に従って那須を選んだそうです。那須には大手チェーンだけでなくローカルならではの個性溢れた小さなお店がたくさんあり、そこが気に入った一因でもあります。自分もやってみたいと思い、まずはリヤカーでコーヒー屋台をやってみることに。カウンターがあればコミュニティができていくことを面白く感じたそうです。しかしどうしても収支が合わず、これだけでは食べて行けないと感じ今度はハンバーガーを出すことにしました。実は那須にはブランド牛もあり、生産者さんたちが美味しいものを作っているので挟むだけで美味しいというレベルでした。そこから友人の料理人にレシピを見てもらい、色々と指摘を受けているうちに良いレシピが仕上ったそうです。宮本さんは経験や知識がなかったとしてもコミュニティさえあれば形になっていくということをここで確信します。

 

●調達のために朝市を

ハンバーガーはもともと生産性を上げるために発案された料理です。そのハンバーガーを地産地消の小さな規模でできるスローフードにしてみようと宮本さんは考え始めました。ここで、自分が生産者のことは実際に知らないということに気が付きます。友人の料理人に聞いても「知り合えたら最高だけど、なかなか難しいよね」という言葉が帰って来ました。それならマルシェを開いて皆で生産者さんから直接買える場所を作ろうと動き始めます。ただし農家さんの知り合いも一人もいなかったのでインターネットを使って「那須 農家」と検索して出てきた連絡先に一軒ずつ連絡をするところから始めました。15件ほど連絡を続けると、とりあえず合っていただけることになり企画を説明。その農家さんを起点にどんどん農家ネットワークにつながって行きました。

 

 

●那・須・朝・市

なんとか10人の農家さんが集まり、朝市マルシェを開催できました。朝日を浴びながら集まった農家さんたちが野菜を売りながら楽しくコミュニティを作るという理想的な形で開催されます。しかしマルシェを続けて行く中で、ボランティアでやらなければならない状態に疲弊を感じていました。ある時買い物に来てくれた人から「あんた、これは良いものだから毎日やりなさい」と声をかけられました。言われた直後は疲弊しきっているころで、そんなことはできないと思っていましたが、あとから冷静になって考えてみると、そのスタイルのほうが良いかもしれないということに気づきます。考えをまとめお店にすることを決め、現在の「Chus」を立ち上げました。

●Chus(チャウス)

たまたま大きな建物を譲ってくださり、Chusは販売を行うMARCHE、飲食の提供を行うTABLE、ゲストハウスのYADOの3つの機能を合わせた施設になりました。一見産地直送の市場のように見えますが、普通のお店と違うところはしっかりと納品してくれる農家さんと対話をして、どんな野菜なのかをヒアリングすること。コミュニケーションの畑で育ってきた宮本さんならではのこだわりです。TABLEのこだわりは大きな食卓です。大きなテーブルにみんなが座るということでその人と繋がることを大切にしています。全員が隣に座るのではなく、長いテーブルにそれぞれが座り、それだけで繋がりを感じることができるそうです。

 

●バターのいとこ

バターは無調整牛乳をシェイクすると出来上がります。シェイクをするとバターとスキムミルクに分かれるのですが、牛乳からバターは4%しか取ることは出来ません。そして96%の水分(スキムミルク)は価値にならないそうです。この課題を見つけた宮本さんはその96%のスキムミルクを買い取り、バターのいとこを開発しました。スキムミルクに価値が生まれることで、農家さんはバターを作りやすくなり、とてもいい循環になりました。バターのいとこはいまや毎日売切れてしまうほどの人気商品。素晴らしい循環になっています。

 

 

●自分自身が幸せになるために

宮本さんは何をするときもはじめに「僕は幸せになりたいんです」と言うそうです。宮本さんの活動はすべて自分が幸せになることへ繋がっています。そして自分だけで無く周りも全体がハッピーになるにはどうしたら良いかと宮本さんは考えます。特に大切にしている言葉は「ハッピーはラッキーじゃない。ハッピーは作れるからね。」です。バターのいとこを例に取れば、透明性があり、生産者と事業者とお客さんがハッピーになるというとてもハッピーな仕組みづくりでした。自分を含めた周りをハッピーにして行く方法を模索しながら宮本さんは今日もハッピーを作っています。

 

 

●空き家紹介

ここで宮本さんのお話は終了です。ここからは懇親会のような形で集まった大家さんが空き家を紹介し、活用方法を模索して行きます。今回もたくさんのオモシロイ空き家情報を提供してくださり、参加者も大盛りあがりでした。

 

 

 

次回のイシノマキオモシロ不動産大作戦は11月19日 IRORIにて開催です!

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