世界で一番面白い街に住もう

みなさんは石巻にどんなイメージを持っていますか?

まず聞こえてくるのが「東日本大震災の被災地」だと思います。震源地にもっとも近い自治体が石巻市。実際に震災では甚大な被害が発生しました。次はなんでしょうか? 「魚」。いま魚という声が聞こえました。石巻は東に世界三大漁場の1つ、三陸沖を有する日本屈指の漁港を持つ港町です。鮮魚だけではなく、牡蠣やわかめ、ほやといった魚介の養殖も盛んで、水産加工会社も多く、水産は街の基幹産業です。他には何かありますか? 「ササニシキ!」。おっ、今ササニシキという声が聞こえました。寿司に合うお米として有名なササニシキ。実は石巻が日本一の生産量を誇ります。他には何かあるでしょうか? もしかすると詳しい方は石ノ森萬画館、リボーンアート・フェスティバル、金華山、田代島(猫の島)、支倉常長とサン・ファン館、鮎川と鯨、といったキーワードも出てくるかもしれません。いずれも石巻の象徴であり、よくイメージされるものたちです。

Reborn-Art Festival 2019 島袋道浩「白い道」

Reborn-Art Festival 2019 島袋道浩「白い道」

東京から3時間、仙台から1時間

人口は約14万人、東京から電車で3時間、宮城県の県庁所在地である仙台市からおよそ1時間。東北だけど雪は少なく、夏冬の気温差は少ない場所。太平洋側だから晴れの日も多いけれど、風もなかなか強い。平成の市町村合併の後、面積はそれまで以上に広くなり、海、川、山と自然が豊富で食材も豊か。工業系の工場も多く、特に海沿いには製紙業関連の工場が立ち並びます。バブルの時期までは街が成長曲線を描いたけれど、その後は徐々に衰退しているのも現実。郊外へ人も店も流れつつあることから市街地の空洞化問題もあり、典型的な課題を抱える地方都市とも言えるのかも知れません。

震災を経て変わりつつある石巻

そんな、地方都市の石巻市ですが、東日本大震災を経験したことで他の街にはない特色が生まれているのも事実です。確かに震災の影響で街のあらゆるものが破壊されました。一方で破壊されたものはそのまま…ではなく、復旧・復興されてゆきます。復旧復興には創造が伴うため、街のありとあらゆる場で創造性が育まれました。

復興に伴い新設された堤防を利活用するイベント“ストリートパーク”

復興に伴い新設された堤防を利活用するイベント“ストリートパーク”

クリエイティブな街、石巻

例えば震災後の修繕作業では、業者も足りない状況が続いたため、DIY (Do It Yourself) で施設を改修する人が多くいました。そのDIYの支援活動をするために生まれた工房が発展し、「石巻工房」という名で世界へ製品を届けるブランドになりました。これは一例ですが、創造的に活動する人々が驚くほどいるという点も、他にはない石巻の魅力です。

地元・移住者・多拠点生活者、みんな関係なく集まる大飲み会(2019年開催)

地元・移住者・多拠点生活者、みんな関係なく集まる大飲み会(2019年開催)

こうした地元民の精神性の変化が破壊と共に促された背景には、震災後に訪れた多くの移住者、あるいは関係を継続する多彩な人々の影響が強くあります。通常の地方都市では考えられないような規模感で「ソト」が交じり合い、変革が起きた街が石巻。例えばあなたがこの街で創造的な活動をしたいと思えば、気軽に受け入れられ、協力者も集いやすい土壌がここにはあります。

ワクワクが集まる石巻へ

課題があるからこそ、何かをしたい、創造したい、という気持ちが生まれます。震災という悲劇があったからこそ、以前は考えられなかったような魅力的な取り組みが生まれています。ボランティアをきっかけに移住した方たちが自由闊達に活躍しています。SDGs未来都市・石巻にはどこよりもワクワクが集まっています。冒険的で、アグレッシブな生き方を求めている人には特に面白い街ではないでしょうか。そして、そうした方々と一緒に、もっともっと創造的で開放的な街にしていくことを私たちは願っています。

移住コンシェルジュに相談する

PAGE TOP