「しゅろハウス」は、石巻地域の高校生や若者が集う場。平日週3回、共に夕食を作って食べ、食卓を囲んだ団欒を重ね、温かな関係を作っています。それが、一人ひとりの「困った」に寄り添い、「やりたい」を実現する様々なサポートに繋がります。週末は隔週でイベントを実施し、地域に方々と協力し体験や出会い、小さなチャレンジの場に。
他にはあまりないスタイルの居場所。あなたも「しゅろハウス」のスタッフになって、たくさんの笑顔に出会いませんか?
まなびのたねネットワークについて
キャリア教育をベースとした教育支援や人材育成を行っている団体です。
その中で、相談を受けているうちに、困難な状況に置かれているこどもや学生、若者たちがおり、なかなか課題解決につながらないことに気づきました。
しゅろハウスが生まれたきっかけ
2022年5月にオープン。簡単に言えば高校生や若者の「困った」を放って置けなくなったから。NPOとして、学校教育や青少年育成に長く関わってきました。東日本大震災後、石巻の小・中・高校生にプロジェクトで関わるように。震災時、小学生だった高校生や若者の話を聴くうちに、多くの課題を抱えているにも関わらず、なかなか解決しづらい状況であることに気づきました。当事者の声を大切にしながら、誰もが安心して過ごせる場づくりを意識してきました。一人ひとりが『自分らしく幸せに生きる道を見つけ、歩み出す』ために、しゅろハウスがあります。
しゅろハウスで伝えていること
居場所によくあるルールや約束事はありませんが、3つのことを伝えています。
1.自分を大切にすること 2.自分で決めること 3.協力すること、助け合うこと。
あくまでも主役は、しゅろハウスに集う高校生や若者たちです。この考えややり方に共感し、尊重いただける方とご一緒に活動できたら嬉しいです。
まずは「地域おこし協力隊インターン制度」で3か月間活動してみよう!
本市にはインターン制度があり、本格的に隊員活動を行う前に最大で3か月間受入事業者のもとで活動することができます。
■インターン期間中の活動について
まずはしゅろハウスの活動を共に体験し、高校生や若者と触れ合って、彼・彼女たちと関係性を築いていただきます。また、学校テ関係機関等へ挨拶まわりをし、当事者のニーズ把握としゅろハウスの周知を図り、具体的に何が必要かを考えていただきます。
・しゅろハウスで日常を体験、当事者と関係性の構築
・各関係機関(高校や町内会、地域の団体の皆さん)へ挨拶
・ニーズ把握ためのアンケートづくりやヒアリングの実施
・ニーズに基づいた企画の立案
インターン期間を通し、石巻地域の高校生や若者の実情を把握し理解度を深めることで、その後の隊員活動において動きやすい土台づくりを行います。
活動内容(募集内容)はどんな感じ?
「心の安全基地となる場所」を地域全体が自然と作りだせることを目指すとともに、隊員の方がご自身のアイディアでつくりだす「子どもの居場所づくり」をサポートします。
<1年目>インターン期間の関係をもっと深く!対話を重視する活動時間を共有しよう!
具体的な活動としては
・学校や地域住民等の 関係者との関係構築
・「しゅろハウス」にて、相談対応、安心・安全な場の提供
・当事者の声に耳を傾け、対話しながらつくるワークショップ等の運営サポート
・SNS等での情報発信など、まずは現場を知ることが第一ですので、傾聴を基本としたコミュニケーションを積極的にとっていただきたいです。
<2年目>子ども・若者が主役となる企画を考え、やってみよう!
具体的な活動としては
・当事者のニーズを重視した体験活動やワークショップ、イベントなどの企画・立案・運営
・プログラムづくりのノウハウ習得
・関係機関とのネットワーク構築
<3年目>隊員自身が考える「子どもの居場所づくり」の実現に向けた活動!
具体的な活動としては
・事業に必要な計画書作成など
習得したノウハウを活かした新たな取り組みに向けて、隊員自身が行いたい「子どもの居場所づくり」の構想実現に向けた動きをサポートします。例えば、「しゅろハウス」とは別の場所にフリースクールをつくる、分野に特化した活動拠点をつくる、など。隊員が活動を行っている中で考える「子どもの居場所」を共につくりあげましょう!
一緒に働く仲間達をご紹介!
■伊㔟さん(しゅろハウスオーナー)
NPO代表として、18年目。キャリア教育を専門としているが、しゅろハウスでは主に若者のライトからヘビーな相談にのり、解決や課題緩和に向けすぐ動きます。運営責任者として、スタッフのメンタルサポート、キャリアデザインの相談にものり、隊員の夢や目標の実現もサポートさせていただきます。猫と旅と温泉好き。
■ひさみさん(若者事業担当)
地元企業で働きながら、ピアスタッフとして週3回働いています。優しく面白いみんなのお姉さん的存在。
しゅろハウスでは、2代目土鍋主任として美味しいご飯を炊いています!手先が器用で抜群のセンスを生かし、ハンドメイド作家としてもデビューしたばかり。彼女が作るアクセサリーは大好評です。
3年間の活動終了後は・・・
隊員活動の成果に応じて受入事業者への就職が可能です。
地域おこし協力隊員に対する充実したサポート体制!
本市には、地域おこし協力隊受入支援業務を行う「地域おこし協力隊事務局(面白い人が活躍できる街にする共同事業体)」があり、専属のコーディネーターが隊員のサポートを行っています。コーディネーターは隊員活動の相談はもちろんのこと、プライベートな相談にも丁寧にお応えします。
また、市の担当職員が2名おり、良い意味で「行政職員らしくない」と言われるほど、フランクで気さくな人柄です。
コーディネーターとの定期的な面談のほか、月1回隊員が集まる活動報告会もあり、隊員同士の交流も生まれます。
そもそも、石巻市ってどんなまち?
宮城県の北東沿岸部に位置し仙台市に続く県下第2の都市、石巻市。古くから漁業で栄え、豊かな「食」・「自然」にも恵まれており、現在は他にもマンガを使ったまちおこしや芸術祭などカルチャーの面でも高い注目を集めております
また、過去の大震災を乗り越えたパワーとスピリットが強く根付いている石巻は多様なライフスタイルや新しい人、価値観、カルチャーが循環しやすく、新しいチャレンジが生まれるエネルギッシュなまちです。
関連ファイル | ・「石巻市地域おこし協力隊」エントリーシート(EXCEL:35 KB) ・石巻市地域おこし協力隊[右腕型]募集要項(まなびのたねネットワーク)(WORD:34 KB) |
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雇用関係の有無 | あり |
業務概要 | 石巻中心部にある中高生・若者の居場所にて、地域との交流イベントやワークショップ等の企画を行い、共に「子どもの居場所づくり」を行っていただきます。
具体的には以下のような活動をしていただきます。 |
募集対象 | 次のすべての項目に該当する方が対象となります。
1.総務省が公表する特別交付税措置に係る地域要件確認表において本市へ転入した場合に特別交付税措置の対象となる区域に住民票を有する方 【必須スキル】 【歓迎スキル】 |
募集人数 | 1名 |
勤務地 | 高校生・若者が主役のみんなのお家「しゅろハウス」(石巻市中心部) ※住所は非公開としていますが、交通の便が比較的良く生活しやすい地域にあります。 |
勤務時間 | ・勤務日 平日の午後1時から午後9時までの7時間勤務(休憩1時間、週35時間勤務) 隔週土日のイベントに合わせ午前9時から午後5時までの7時間勤務(休憩1時間) ※最大週5日間(1か月最大21日間) ・休日 |
雇用形態・期間 | 【雇用形態】 石巻市のパートタイム会計年度任用職員 *地方公務員法第22条の2による 【任用期間】 |
給与・賃金等 | 【報酬等】 月額 199,500円 通勤手当 支給あり(通勤距離が2km以上で自動車等を使用する場合) 期末手当 年2回(6月及び12月) 支給条件あり 住居手当、退職手当等は支給されません。 |
待遇・福利厚生 | 【休日】 原則として土日、国民の祝日、年末年始(12月29日から1月3日まで) 【休暇】 【社会保険等】 【公務災害補償】 【その他】 |
申込受付期間 | 2025年01月31日 ~2025年02月28日 |
審査方法 | 1.一次選考(市担当による書類・地域要件等の簡単なWEBヒアリング) ↓ 2.二次選考(受入事業者も含めたWEBヒアリング) ↓ 3.地域おこし協力隊インターンによる活動 ・1か月20日間(1日当たり7時間)の勤務 ↓ 4.最終選考 地域おこし協力隊インターン期間終了前に、事業者及び地域おこし協力隊インターン生からプレゼンテーションによる最終審査を実施いたします。 インターンで学んだこと、隊員活動への意気込み等をプレゼンテーションしていただきます。 ・プレゼンテーションの時間は事業者及びインターン生それぞれ5分行い、その後、質疑応答を10分行います。 ↓ 5.最終選考終了後、10日以内に決定します。 【応募方法】 |
参考URL | ・総務省「特別交付税措置に係る地域要件確認表」 https://www.soumu.go.jp/main_content/000847999.pdf 特定非営利活動法人 まなびのたねネットワーク http://manabinotane.net/ |
備考 | ★少しでも興味をもっていただいた方は、エントリーシート作成前でも構いませんので、気軽にお問合せください。 |
応募に関する問合わせ |
面白い人が活躍できる街にする共同事業体(代表事業者ISHINOMAKI2.0) 〒986-0822 石巻市中央二丁目10-2 TEL: 0225-98-9969 FAX: 0225-90-4983 メール:ishi_support@googlegroups.com |
その他問い合わせ | 石巻市役所復興企画部SDGs移住定住推進課 地域おこし協力隊担当 宮城県石巻市穀町14番1号 電話番号:0225-95-1111 FAX:0225-90-8043 メール:issdgs@city.ishinomaki.lg.jp |