「石巻を仙台よりも有名にしたい」|原澤祐介|石巻市地域おこし協力隊レポート

今年7月から石巻市に移住して、地域おこし協力隊として活動している原澤です。
以前から町おこしにかかわる事がしたくて車中泊旅で日本を5周するという目標で旅をしている最中に、今回お世話になっているミノリフーズの渋田社長と出会い、現在に至ります。

私自身、生まれも育ちも関東なのですが、約2年宮城県民だった時代があり再びこうやって石巻で活動する機会を得たことで宮城との縁を感じております。また30年以上生活していたのが神奈川県平塚市という地域だったのですが、石巻には「平塚さん」という方が多くてそこも不思議な縁を感じずにはいられません。

神奈川県もよく他県の人たちからは「横浜にいつ帰るんですか?」という言われ方をするのですが、以前宮城県民だった時も仙台に住んでいないのに、「仙台にいつ帰るんですか?」とよく言われました。そして今回石巻に移住しましたがお盆に関東に行った際に、久しぶりに「仙台にいつ帰るんですか?」と言われました。何が言いたいのかというと他県の人たちは「宮城=仙台」というイメージになっている人たちが多いということです。

実は私自身も以前宮城県に引っ越して来たときに「宮城県で2番目に大きなまちってどこなんですか?」と質問したことがあります。その時に宮城県で2番目に大きなまちは石巻だと言われ石巻の存在を知りました。失礼ながら私自身も日本周回旅をするまでは石巻と花巻とグラップラー刃牙の区別があまりついていませんでした。。

まだ隊員になって間もないので具体的にどうこうという話はないのですが、石巻に来て生活していて一番思うのは「石巻は広い」ことに驚かされます。以前はここまで広くなくて市町村合併によって現在の広さになったと聞きましたがとにかく広くてなかなか地理的な把握に戸惑っている毎日です。それと道路を一本間違えると狙った場所に着かないこともあり、ナビを使わずに運転するととんでもない場所にいることも多々あります。ちなみにナビを使わないといまだに会社から自宅に帰るのに3回に1回は失敗してよくわからない場所にたどり着きます。。

今回石巻でお世話になる会社が水産加工の会社なので石巻の水産にかかわる地域おこしに従事する事がメインになるとは思いますが、水産という枠にとらわれず石巻の地域おこしになんらかの貢献が出来たらいいなと日々模索しながら活動しています。

何度か石巻の魚市場には行きましたがとてもたくさんの魚が獲れるのも魅力の一つだと思いますし、そこからどんな魚をどうプロデュースして石巻の地域おこしの目玉にしていけるかを考えるのも楽しみの一つだと思っています。

ちなみに、日本周回旅をしていていろいろな地域で名物にしていることが一番多いんじゃないかなと思うものがあります。そして名物にしている割にはどこで食べても「うーーん。。」と思ってしまう食べ物がありまして、それは何かというと、穴子なんです。

だけど、石巻の穴子はどこよりも美味いんです。あんなに日本各地で穴子を名物にしている地域があるのに石巻の穴子はどこよりも美味い。なので、私の主観100%の意見ではありますが日本一美味い石巻の穴子を全国に広げられたらいいなあと思っています。

もちろん穴子以外にも石巻の魚介はいぎなりんめぇもんだらけなのでどうにかして石巻の魚介を全国に広げて宮城県は仙台よりも石巻の方が有名になるぐらいになったらいいなと考え活動してます。まだ私の地域おこし協力隊の活動はじまったばかりなので、これからどんなことが起こるか私自身も楽しみです。

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