地域に『大家族』をつくっちゃおう!子どもと大人でつくる”地域子ども食堂”
こども∞(むげん)感ぱにー(以下こどぱにー)では、子どもがのびのびと遊べ、安心できる居場所として「プレーパーク事業」を行っています。
こどぱにーが活動する渡波地区は東日本大震災で地域コミュニティが希薄となり、地域の子どもと大人が一緒に過ごす機会が減った地区であると同時に、近年は、貧困課題を抱える子どもを支える活動の必要性を感じています。
地域おこし協力隊員には、ただ食事を提供するだけではなく、子どもたちと地域がともに作り上げる「”体験型”地域子ども食堂」の推進を行っていただきたいです。
プレーパークとは
一言でいうと、スタッフが常駐し、大工道具やスコップ、ロープなど、様々な遊び道具を用意し子どもが『やってみたい』遊びを創り出せる公園です。現在は週4回開放しており、年間延約4800人が利用しています。
赤ちゃんからお年寄りまで誰もが利用できて、異年齢の子ども同士や大人と子どもが交流できる場でもあります。
また、遊びが目的ではなくても来れる場所で、ゆっくり自分の時間を過ごしたり、スタッフに会いにふらっと立ち寄れる『地域の居場所』です。
みんなでご飯を作ったり、作物の収穫や工作などの体験もでき、子どもの「やりたい」を大切にした『地域の居場所』でたくさんの子どもたち・親御さんと関わる中で、貧困問題を抱える家庭への支えとなる活動をしたいと考えるようになり、隊員募集をすることになりました。
まずは「地域おこし協力隊インターン制度」で3か月間活動してみよう!
本市にはインターン制度があり、本格的に隊員活動を行う前に最大で3か月間受入事業者のもとで活動することができます。
■インターン期間中の活動について
プレーパーク(子どもの居場所)事業の理解を深め、子どもがおかれている現状と地域資源を知るために、以下の活動を行っていただきます。
・プレーパークに従事し、その役割や必要性を知る
・子どもや地域住民との関係づくり
・子どもとの関わり方やマルトリートメント、リスクマネージメント研修
・地域のキーパーソンへの紹介・挨拶
インターン期間を通し、子どもの居場所の必要性の理解を深めることで、その後の隊員活動において企画立案を行いやすい環境づくりを行います。
活動内容(募集内容)はどんな感じ?
<1年目>プレーパーク事業やそこに関わる地域・子どもたちを知ろう!
・子どもや地域の実態を把握するため、プレーパーク事業に従事してもらいます
・地域住民との交流や活動に参加しながら、地域のみなさんと仲良くなってください
・「”体験型”地域子ども食堂」の計画・企画をしていきましょう!スタッフがサポートします。
<2年目>「”体験型”地域子ども食堂」を推進しよう!
・プレーパークを拠点に、「”体験型”地域子ども食堂」を推進します
・「”体験型”地域子ども食堂」のプランをブラッシュアップしながら、開く回数を増やすなど、発展的な取り組みを行います
<3年目>子どもの貧困を地域で支える仕組みづくり!
・2年間の活動で得た知識・ノウハウ・経験を活かし、隊員が考える子どもの貧困を地域で支える仕組みづくりを行います。例えば
① 学校等と協力し、貧困家庭が参加しやすいイベントを企画。貧困家庭の現状分析のためアンケートを実施する。
② “体験型”地域子ども食堂を別地域でも実施。移動型地域子ども食堂が行えるよう、各地域と調整。など
プレーパークがある渡波地区では、既に地域住民・団体、学校等の関係性が構築されております。さらに、本会スタッフが全力サポートしますので、安心して仕組みづくり等に取り組むことができます!
こどぱにーの雰囲気は…
スタッフはニックネームで呼び合い、和気あいあいとした雰囲気の職場です。子どもが学校帰りに事務所に立ち寄り話していくこともあります。
代表“けろ”を始め、スタッフの殆どが石巻を気に入って住み着いた『移住組』です
先輩後輩関係なく話しやすい、なにごとにもチャレンジすることを応援し、チームワークを大切にしています
3年間の活動終了後は・・・
相互の希望がある場合就職可能です。
類似の事業の起業を希望する場合は、特に支援に力を入れます。
困った時はいつでも相談に応じ、継続的なサポートを行うのでご安心を♪
地域おこし協力隊員に対する充実したサポート体制!
本市には、地域おこし協力隊受入支援業務を行う「地域おこし協力隊事務局(面白い人が活躍できる街にする共同事業体)」があり、専属のコーディネーターが隊員のサポートを行っています。コーディネーターは隊員活動の相談はもちろんのこと、プライベートな相談にも丁寧にお応えします。
また、市の担当職員が2名おり、良い意味で「行政職員らしくない」と言われるほど、フランクで気さくな人柄です。
コーディネーターとの定期的な面談のほか、月1回隊員が集まる活動報告会もあり、隊員同士の交流も生まれます。
そもそも、石巻市ってどんなまち?
宮城県の北東沿岸部に位置し仙台市に続く県下第2の都市、石巻市。古くから漁業で栄え、豊かな「食」・「自然」にも恵まれており、現在は他にもマンガを使ったまちおこしや芸術祭などカルチャーの面でも高い注目を集めております
また、過去の大震災を乗り越えたパワーとスピリットが強く根付いている石巻は多様なライフスタイルや新しい人、価値観、カルチャーが循環しやすく、新しいチャレンジが生まれるエネルギッシュなまちです。
<活動する渡波地区ってどんなところ?>
森と海に囲まれた自然豊かな場所で、昔ながらの“困っている人をほっとけないおせっかい”な人が多い温かい地域です。そして、採れたての野菜や魚が届く“お裾分け”文化も根強く残っています。
雪もほとんど積もることがないので、一年を通じてとても住みやすいところだと思います。
関連ファイル | 「石巻市地域おこし協力隊」エントリーシート(EXCEL:35 KB) |
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雇用関係の有無 | あり |
業務概要 | 地域資源を活用した”体験型”地域子ども食堂事業の立ち上げ・運営や情報発信を行い、子どもの貧困を地域で支える仕組みづくりを行っていただきます。
具体的には以下のような活動をしていただきます。 |
募集対象 | 次のすべての項目に該当する方が対象となります。
1.総務省が公表する特別交付税措置に係る地域要件確認表において本市へ転入した場合に特別交付税措置の対象となる区域に住民票を有する方 【必須スキル】 【歓迎スキル】 |
募集人数 | 1名 |
勤務地 | 石巻市内 |
勤務時間 | ・勤務日 平日の午前9時30分から午後5時30分までの7時間勤務(休憩1時間、週35時間勤務) ※土日曜日を含めた5日勤務 ※業務上、やむを得ず7時間を超えた場合、フレックス勤務も可能です ・休日 |
雇用形態・期間 | 【雇用形態】 石巻市のパートタイム会計年度任用職員 *地方公務員法第22条の2による 【任用期間】 |
給与・賃金等 | 【報酬等】 月額 199,500円 通勤手当 支給あり(通勤距離が2km以上で自動車等を使用する場合) 期末手当 年2回(6月及び12月) 支給条件あり 住居手当、退職手当等は支給されません。 |
待遇・福利厚生 | 【休日】 原則として平日2日間(月・火を予定)、国民の祝日、年末年始(12月29日から1月3日まで) 【休暇】 【社会保険等】 【公務災害補償】 【その他】 |
申込受付期間 | 2025年01月31日 ~2025年02月28日 |
審査方法 | 1.一次選考(市担当による書類・地域要件等の簡単なWEBヒアリング)
↓ 2.二次選考(受入事業者も含めたWEBヒアリング) ↓ 3.地域おこし協力隊インターンによる活動 ・1か月20日間(1日当たり7時間)の勤務 ↓ 4.最終選考 地域おこし協力隊インターン期間終了前に、事業者及び地域おこし協力隊インターン生からプレゼンテーションによる最終審査を実施いたします。 インターンで学んだこと、隊員活動への意気込み等をプレゼンテーションしていただきます。 ・プレゼンテーションの時間は事業者及びインターン生それぞれ5分行い、その後、質疑応答を10分行います。 ↓ 5.最終選考終了後、10日以内に決定します。 【応募方法】 |
参考URL | ・総務省「特別交付税措置に係る地域要件確認表」 https://www.soumu.go.jp/main_content/000847999.pdf ・NPO法人こども∞(むげん)感ぱにー https://codopany.org/ |
備考 | ★少しでも興味をもっていただいた方は、エントリーシート作成前でも構いませんので、気軽にお問合せください。 |
応募に関する問合わせ |
面白い人が活躍できる街にする共同事業体(代表事業者ISHINOMAKI2.0) 〒986-0822 石巻市中央二丁目10-2 TEL: 0225-98-9969 FAX: 0225-90-4983 メール:ishi_support@googlegroups.com |
その他問い合わせ | 石巻市役所復興企画部SDGs移住定住推進課 地域おこし協力隊担当 宮城県石巻市穀町14番1号 電話番号:0225-95-1111 FAX:0225-90-8043 メール:issdgs@city.ishinomaki.lg.jp |