「スポーツと観光」
移住前、久しぶりに実家に帰った時のこと。東京の東端の何もない駅前にも外国人観光客がたくさんいて、とても驚き、その時に観光に携わる仕事に興味を持ちました。そんな折、「スポーツと観光の懸け橋になり地域を活性化させる」という、いしのまきスポーツコミッションの募集を見つけ、思い切って飛び込んできました。移住してきて1年以上経ちましたが、生活にもだいぶ慣れ、石巻の豊かな自然と、時間の流れをゆっくり感じられるところが気に入っています。

さて、今年度は正式にいしのまきスポーツコミッションの事務局員になり、様々な事業に関わらせてもらいました。その中でも印象的だったのは、アルティメットのU-23選抜大会です。アルティメットとは、フライングディスクを使ってアメリカンフットボールのようなスタイルで得点を争うスポーツです。最大の特徴は審判がおらず、セルフジャッジを行うところで、フェアプレー精神にあふれています。その試合を現地で観戦し、ダイナミックな動きや、瞬時に状況判断をしてスローイングするところなどを見て、とても興奮しました。来年度はこのアルティメットの体験会などができないかと考えています。

また、独自イベントとして昨年度好評だったロゲイニングも実施しました。クマの影響もあり少し規模を縮小しましたが、小さなお子様も含め26人の方々に参加いただき、楽しんでいただけたようでした。
現在、第9回いしのまき復興マラソンの準備を進めています。他地域で同じような活動をしている方とも話題になるのですが、協賛企業を集めるのは大変だと痛感しました。ただ今回は、第1回大会に次ぐ3,000人を超える申し込みがあり、参加者の皆さんに楽しんでもらえる、盛り上がる大会になればいいなと思っています。

今後もこういったスポーツイベントの開催を継続しつつ、参加していただいた方が、イベントの前後に宿泊したり、観光や街歩きにつなげたりしていくにはどうしたらいいかが課題です。さらに、武道(弓道)ツーリズムの企画のブラッシュアップもしていますが、海外からお客様を呼ぶのはさらに難しいと感じています。
竹山篤司
スポーツによる地域活性化
東京都葛飾区出身。20代の頃に水泳のコーチ、ジムのインストラクターを10年以上経験。前職は人材派遣会社の総務担当。デスクワークで同じことの繰り返しではなく、いしのまきスポーツコミッションで観光やイベントに関わり、体も動かして楽しい毎日を過ごしたいと思い、移住。
