創作と交流の日々のなかで

みなさん、お久しぶりです!
石巻市地域おこし協力隊の三浦真心です。普段は、株式会社街づくりまんぼうが運営する「ヒトコマ」という施設で活動をしています。

今回は隊員レポート2回目の担当です。前回のレポートでは、これからの活動に対する自分の思いやヒトコマの紹介をさせていただきましたが、今回は着任から3か月(インターン期間を含めると半年)が経過したということで、実際の活動内容や、活動を通して感じたことをお伝えしたいと思います。

ヒトコマでは、月に2回ほどイベントを開催しています。私が着任してすぐの6月には、「推しを描こう!」と「第3回ヒトコマクロッキー会」がありました。実はその「クロッキー会」では、私自身が講師として参加させていただきました。私は、アニメやマンガ風の“イラスト”はもちろん、クロッキーやデッサン、アクリル絵の具を使った絵を描くことも大好きです!講師という立場は初めてで不安もありましたが、参加者のみなさんと一緒に描き、学ぶことで、私自身にとっても学びの多い時間になりました。

6月に行ったクロッキー会

ヒトコマのイベントに参加してくれる人の中には、「もっと上達したい」という人もいれば、「楽しく描きたい」という人もいると思います。創作に向き合う気持ちは本当に人それぞれで、どれも間違いではなく、どれも大切な気持ちです。ヒトコマに常駐する中で、さまざまな思いにしっかりと寄り添える場所でありたいと、日々感じています。だからこそ、ヒトコマでは、どんなスタンスの人でも安心して参加できるような企画やイベントを考えていきたいです。

そんな中で、10月から「ヒトコマイラスト検定」がスタートします。これは、ヒトコマ2周年を記念した新しい取り組みで、「もっと上手くなりたい!」という気持ちに応えるための企画でもあります。この検定は、12級からスタートして、1級を目指すステップアップ形式になっており、課題を通して、自分の成長を少しずつ実感できるような仕組みになっています。「評価される」というのは、勇気が必要ですし、怖いと思う方もいると思います(正直、私も怖いです!)。それでも、「もっと上手くなりたい」「誰かに見てもらいたい」というみなさんの気持ちを、少しでも後押ししていきたいです。

オリジナルカレンダーづくりの様子

そして、活動をしていく中で、最近あらためて感じていることがあります。インターンを含むこの半年間、たくさんの人と出会い、多くの創作に触れてきました。そうした交流の中で得た視野の広がりや、誰かの作品から刺激を受ける経験が、今の自分の原動力の1つになっています。何かに真剣に向き合うと、自分の技術や表現に悩み、思うようにいかないこともたくさんありますよね。

そんなときに同じように絵を描いている人たちと話したり、作品を見せ合ったりすることで、「自分だけじゃないんだな」と思える瞬間があります。私が感じたこの「交流」の力を、ヒトコマの活動を通してもっと広げていきたいです。そして、みなさんと一緒に創作活動を楽しめたら嬉しいです。

最後に少しだけプライベートな話をさせてください。石巻での生活が始まって約半年が経ちました。石巻はおしゃれなカフェやお店も多くて、歩くだけでも楽しい街です。毎月のようにイベントもあって、まだまだ行ってみたいところがたくさんあります。協力隊として活動している間に、石巻のことをもっと知って、もっと体験していきたいと思っています。

これからもよろしくお願いします!

三浦 真心
株式会社街づくりまんぼう(受入先)
ヒトコマアシスタント
https://hito-koma.jp/

宮城県気仙沼市出身。幼少期に描いてもらった似顔絵がきっかけで絵に興味を持つ。イラストに加え、グラフィックやWebデザインも学び、石巻のまんがを活用した地域おこしに魅力を感じ「ヒトコマ」の協力隊へ応募。

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