「雄勝硯・雄勝石の魅力」|田原 真央|石巻市地域おこし協力隊

「雄勝硯・雄勝石の魅力」

今年の6月から正式に地域おこし協力隊として活動し始めました、田原真央と申します。受入事業者は、雄勝硯生産販売協同組合です。

地域おこし協力隊に入ったきっかけは、2年ほど前の2月に行われた2泊3日のインターンシップでした。そのインターンシップは雄勝硯のインターンシップで、実際に硯やコースターを作らせていただいたり、雄勝の道の駅周辺の散策、石巻駅周辺の店舗や施設の案内をしていただきました。実際に住んだらどのような生活になるのかをイメージすることができました。

今年の3月中旬頃からは、地域おこし協力隊のインターンシップを約3ヶ月間行っていました。インターンシップ期間から現在にかけて、主に雄勝硯伝統産業会館で活動しています。販売や接客に携わる業務や、先輩方からレーザー加工や石材加工の技術を教わり、日々実践を重ねています。また、道の駅のイベントや会議にも参加させていただきました。そして、以前やっていたという「雄勝石のキーホルダー」の制作を任せてもらい、現在、雄勝硯伝統産業会館で販売をしています。

大学での制作

大学時代は工芸の金属を専攻していました。主に鉄を用いて石をモチーフに、立体作品の制作を行っていました。その頃から、石に興味を持っていたので、石を実際に加工できることが面白いなと感じています。

活動をする中でも、採石場を訪れた時は、雄勝硯・雄勝石の製品の原点はここなのだと知り、ワクワクしました。近くの山から石が採れて、その石を切り出して、割って、磨いて、製品にして消費者に届ける。この一連の流れそのものに、純粋にとても感動しました。そして、その石は役割を終えれば、最後はまた自然に戻すこともできるという点に、深いロマンを感じています。

今後は、これまでに学んできた工芸の専門知識と雄勝石の職人技を掛け合わせ、雄勝石や伝統的な「雄勝硯」そのものに多くの人が興味を持つきっかけとなるような、独自のアプローチに挑戦したいと考えています。

そのために、「雄勝石×金属」のコラボレーション作品の制作をしたいと思います。ただの台座や引き立て役ではなく、金属が雄勝石の崇高な美しさに身を捧げるような形を生み出していきたいと考えています。さらに、金属とのコラボレーションに留まらず、雄勝石を用いた新しい製品や、この素材の魅力を生かした新たなものづくりにも広く挑戦していく予定です。

自分が考えられる限りの様々な角度から、雄勝石の新しい「入り口」を提案し、その制作プロセスや雄勝の日常を、SNSを通じて発信していきます。雄勝石の魅力を地域の内外へまっすぐに伝えていきます。

田原 真央
雄勝硯生産販売協同組合(受入先)

https://www.ogatsu-suzuri.jp

埼玉県出身。大学では主に、金属を用いて立体的な美術作品を制作していました。大学を出た後すぐに、石巻市へ移住し地域おこし協力隊になりました。通勤時に車から見える、移り変わる景色を見ることが好きです。休日は、石巻市とその近辺の観光をしたり、浜に貝殻を拾いに行ったりしています。

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