「移住支援者から移住者へ、そしてこれから。」|下山 みどり|石巻市地域おこし協力隊

2024年から地域おこし協力隊のコーディネーターをしております、下山と申します。
地域おこし協力隊のサポート全般を行う中で、隊員の皆さんや受入事業所の皆さんの研修や面談などが主な担当です。

これまで、医療関係やいわゆる体育会系の企業での営業など、様々な仕事を経験してきましたが、東日本大震災で自身や家族が被災したことを機に、被災地での人材確保・人材育成、移住就職支援などに携わるようになりました。その中で地域おこし協力隊のサポート業務を行っていたこともあり、今回コーディネーターとしてこの「チーム」に参加させていただいております。

所属先の団体では、中高生が石巻地域で興味関心を深め、探究する心を育む教育サポート事業などを行っています。

所属先団体の授業サポート風景

石巻で暮らし始めたのは2023年春。長い間仙台で働いて、暮らしていました。国分町が無い生活なんて…と若い頃は思っていましたが、年齢を重ねるごとに生活スタイルも変化し、転職と同時に新たな暮らしへのチャレンジを決めました。

そう、移住支援をしていた私が移住をしてみたのです。

元々、石巻は仕事でもプライベートでもよく訪れていた馴染みのあるまちです。子供の頃は岡田劇場に大好きなアイドルの映画を観に来たり、エンドーチェーンや丸光で買い物をしたり。
大人になってからは、前述の仕事を通じて、行政・企業・NPOなど様々な方との関りができました。
なので、そこまで不安はなく、暮らし始めて気づけばあっという間に2年が過ぎていました。

石巻は“どんな人も受けいれてくれる”“誰もがチャレンジできる”、そしてそれを応援しサポートする環境がある、と移住前から感じていました。地元の方はもちろん、震災後に急増した移住者の方など、本当に多様な分野や立場の方がいて、可能性の塊のまちだなと思います。
とはいえ、コロナ禍もあって近年は全国的に「移住・地方暮らし」が注目され、魅力的もしくは魅力を伝えるのが上手なまちがどんどん増えています(よいことではありますが)。

こんな時だからこそ、私達はサポートする役割ではありますが、一市民として地域おこし協力隊のみなさんと一緒に、石巻を盛り上げ、魅力を伝えていきたい。

国分町は仙石線の終電まで楽しむのが丁度よいお年頃。
まずは石巻の美味しいもの、美味しいお店をもっともっと見つけて、皆さんに発信していこうかなと思う3年目の春です。

移住のことならどんなご相談でも引き受けます。
お気軽にご連絡ください。

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